鴎外の坂

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104100026

作品紹介・あらすじ

市井に残る足跡を丹念に拾い集め、鴎外の素顔と生涯を追慕を込めて描いた著者渾身の力作評伝。

感想・レビュー・書評

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  • The book is now considered a "must-read" for understanding the great Meiji-era writer, as Mori assiduously followed the footsteps of the people close to him, shedding new light on his world.

  • 根津、千駄木近辺を歩きたくなった。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4104100021
    ── 森 まゆみ《鴎外の坂 199710‥ 新潮社》
     

  • 今までの自分は、鴎外の何を知っていたというのだろうか。この本を読めば、鴎外の人物と作品の関係、本人及び周囲の人間の性格が伝わってくる。

    地図も写真もあり、明治時代を体験した気分になった。

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著者プロフィール

1954年生まれ。中学生の時に大杉栄や伊藤野枝、林芙美子を知り、アナキズムに関心を持つ。大学卒業後、PR会社、出版社を経て、84年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊。聞き書きから、記憶を記録に替えてきた。
その中から『谷中スケッチブック』『不思議の町 根津』(ちくま文庫)が生まれ、その後『鷗外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『彰義隊遺聞』(集英社文庫)、『「青鞜」の冒険』(集英社文庫、紫式部文学賞受賞)、『暗い時代の人々』『谷根千のイロハ』『聖子』(亜紀書房)、『子規の音』(新潮文庫)などを送り出している。
近著に『路上のポルトレ』(羽鳥書店)、『しごと放浪記』(集英社インターナショナル)、『京都府案内』(世界思想社)がある。数々の震災復興建築の保存にもかかわってきた。

「2023年 『聞き書き・関東大震災』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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