• Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104101016

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  • 幼いころから陛下に憧れている軍人らしからぬ青年将校と田舎から売られてきた娼婦、そして北一輝。青年将校を中心にぐるぐると官能的に関係が絡んでいき、時代は2.26事件に突入していく。
    作家がテレビ局の人だからか、各章ごとがドラマのように進む。政治的には何も考えてなさそうな主人公が、感傷的に陛下や北一輝に惹かれて行く。腐女子的要素たっぷりです。
    しかし、これって不敬罪にならないのかしら?

  • 青年将校たちの間で昭和維新が語られる時代、剣持梓は北一輝との交流を経て静かに叛乱に身を投じてゆく。最初の頁から濃密に色濃く香ってくる。と思いきや読み進めるうちに人物たちが抱える熱い情と、冷々とした冬の空気が合わさって何ともいえない不思議な雰囲気を醸し出していく。
    すうっと死んでいく。死人と生きている人が交わって、夢と現実が交わって、妙に心地好い読み応えのある本でした。
    人物たちそれぞれが抱えている気持ちはとても熱く、読んでいると胸がつまりそうになるのに、全体的に静寂としているせいか、寂しさや切なさがまさってなんとも。とくに梓のお姉さまの遊子の狂っている様子が静かで艶かしく、またそこも切なくやるせなかった。

  • 2.26事件前。陸軍中尉の剣持梓は小石川白山の坂上にある女郎屋の弓と過していた。戦死した兄、兄の死の後少しずつ狂いだした姉。義眼の裏に昭和天皇の絵を入れている中国辛亥革命の革命家 北。同じく女郎だった姉を心中で失い、自身はローマ字で日記を書く弓。

    よくわからない不思議な話だった。でもこの頃って、軍人は特に「陛下のため」という意識がとても強かったんだろうから、やっぱ戦争責任はあると思うな。

  • これから読もうと思っている本。
    近日中に。

  • 弓さんの晴れ晴れとした性格が素敵。

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