ひょうたんから空

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104103034

感想・レビュー・書評

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  • 感想記録なし

  • 装画・本文イラスト/銀色夏生 装幀/銀色夏生+新潮社装幀室

  • ミタカくんとナミコを中心としたほんわかとしたストーリー。ほんわかとした文体なのに、お父さんとお母さんの関係にもハラハラしてしまう。素敵な世界観の作品。

  • 大学のとき勧められて読んだので2回目。

    ナミコと家族とゆかいな友人たちの交流の物語。文章と挿絵の世界観が圧倒的。大きな出来事や愛や友情ではなく、家族がひょうたんを作る様を通してゆったりとした季節が描かれる。落書きのような挿絵がいちいちかわいい。ゆったりとしていてかわいらしいのに、ときどき真理を悟ったようなことをつぶやく。こういう世界観はあんまりない。

    読み手としてのミスは続編から読み直したこと。前作も読み直さなくては。

  • 図書館から借りました

     現代。ホームドラマ。
     「ミタカくんと私」の続編。

     主人公はナミコ。前回は父が女と駆け落ち。家族みんな(+幼なじみのミタカ)で、パパの部屋を荒らして欲しいものを奪ったりと、たくましい家族。
     女と別れて、パパが帰宅する。
     でもミタカが家の前で出会って連れてきて「俺の友達」と紹介したから、ママはミタカの友人としてパパを扱う。
     ちょうど、ひょうたんを植えるところだったので、パパは張り切る・・・。
     って。
     パパが現れたのは春、まだ寒いぐらいの季節。
     ひょうたんが収穫された頃にようやくパパはおうちに帰ってこられるのだけれど。
     よくまあ、そんだけ待たせたネー♪
     さりげなく怒っていたのでは、ママよ。。 

     変人がたくさん出てくる。
     パパはまともかと思ったが・・・どうやらこの人も変らしい。
     おもしろかった。
     しかし、それにしても。
     何人か、ホモでは。。

  • のんきな家族の一夏。
    時々真理のようなつぶやきが入ってます。

  • ふふっ。おもしろい。二人も、そして取り巻きも。ゆっくり読める。

  • ミタカくんとナミコのおだやかな日々第2弾。
    疲れたときでも、何も考えずに読める。
    そして、読み終わったあとはなんだかほっこり。

  • なんでもない日常のお話。
    日常なのだけれど、どこか変な人たちがたくさんだ。
    でもそこに、愛とか優しさとかそういうあったかいものが溢れている。
    まるで夢の中みたいにふわふわする。
    そこがこの人の作品の好きなところ。

  • シリーズものということを分かっておらず、2作目から読んでしまいました。
    でもすんなり世界に入り込めました。
    のんびりゆったり。
    読んでて心地よい本です。

    登場人物がみんな可愛らしいです。

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著者プロフィール

詩人・エッセイスト。作詞家としてデビュー。その後、詩人として数々のロングセラー詩集を発表。エッセイ・シリーズ「つれづれノート」が好評を得る。

「2023年 『退屈ピカリ つれづれノート43』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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