還暦探偵

  • 新潮社 (2010年10月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784104117055

感想・レビュー・書評

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  • 短編集でアラ還の男たちの悩む内容が
    身近に感じた・・・身に染みるぜ(´・ω・`)

  • 2021年7月11日
    探偵に関係するのは最終話。
    あとは男、女
    生活って感じ。
    返り咲きの都合の良い偶然。でも素敵な話だった。
    リタイアして時間が自由になって、何がしたいか、恋は?
    そんなこと念頭において、年をとっていくといいかもしれない。

  • サスペンスかと思って手に取ったが、短編集で、タイトルの作品以外はサスペンスにかすりもしない現代小説。いずれも定年年齢を迎えつつある中高年が主人公。夫婦の話だったり、親子の話だったり、それほど大きな起伏のない話が、淡々と語られる。丁寧な語り口で、読んでてひっかることもないし、もたつくところもなくて、どこにもけちをつけようがないが、ただ、面白かったかと言われると、ちょっと微妙。自分はもうちょっと登場人物より年齢が下なので、それほどぴったり共感するようなところがなかったからでしょう。

  •  タイトルと帯に騙された。
     6つの短編が収録されているんだけど、「還暦探偵」ていうシリーズの連作なのかと思ったのに、登場人物も全部違う、全然繋がりのない短編の集まりだった。
     しかも「探偵」て書いてあるのに、ミステリでも何でもなかった。

     そもそも、第1話目からしてすっごいつまんなくて、でも読み始めたときは、短編の連作でミステリだと思ってたから、いつか謎解き的な感じになるとかと思って我慢して読んでたけど、大した落ちもないまま話が終わって、は? てなった。
     そこからパラパラとページをめくって、ようやく何の繋がりもない6編だって気が付いたけど、何だったの、この本…。


     文庫本化したとき、タイトルが「通夜の事情」になり、あらすじもそのお話のものになってます。
     タイトルと帯(あらすじ)を読んで、買うとか読むとか決めるのに、それを思いっきり変えちゃうとか、詐欺じゃん。

     タイトルと帯に書かれていることだけを信じて読むと、いい意味でなく裏切られるので、注意してください。

  •  味わい深い。
     ただ、若者には受けないかも。

  • 高橋克実さん主演で連ドラになると云うので、読んでみたが、短編の中の一つの話を原案にしてるだけでした。丁度私の年齢の頃のオヤジが主人公の短編集ですが、ごめんなさい、私には付いていけない。藤田さんは団塊世代だし、どうも若い頃から団塊の世代には付いていけないし、フィーリングが合わないなあ~ 若者には大した違いじゃないでしょうが、微妙に違う三無主義世代の一意見でした ^_^

  • 街でバッタリの同窓生。還暦を回ったマドンナの哀願を断り切れず、探偵を引受けた腐れ縁コンビ。ドジを重ねつつ、迷宮を切り裂いていき…。

    短編集。表題作は還暦を迎え、気づいてみると家に居場所のない幼馴染の男たちの話。切れ味はなく、かと言ってペーソスも感じられない中途半端な感じ。文庫化された時には同じ短編集内の「通夜の情事」が表題になっているほどで、それだけ魅力に乏しかったということか。
    (C)

  • 還暦に近い人は幾つか共感するのだろうなあ。ノリユキいたし

  • なんだなんだ、題名関連は最後だけ… 続編を先に読んだので期待したのだけど。中には読みたくないものも。嫌だったなあ・・・。

  • 還暦過ぎてもこれくらいの艶があるといいなぁ。

  • 還暦に間近いおじさんの物語が6つ.どれも面白かったが、「返り咲き」が良かった.女性の電気工事屋さんが意外な結末をもたらす話だ.表題作はやや凝り過ぎた中身がやや鼻につく.「通夜の情事」は少し出来すぎの話だ.

  • 還暦前後の男性を描いた短編集。

    いくつになっても新たな恋や昔の恋にときめいたり、妻との関係に思い悩んだりジタバタしたり、前向きで積極的でパワフルで、でもちょっと切なくてかわいらしいおっさんたちのお話です。

    仕事がなくなったり、子どもが旅立っていったり、周囲との関係もかわってくる。

    還暦、第二の人生・・・おっさんたちの「難しい年頃」ですな。

    おっさんたちの複雑で微妙な心情にニヤリ。 いくつになっても男性は、困ったもんですな(笑)。。。

    探偵の話では全くないのであしからず(笑)

  • 同世代という親近感。

  • どの話も、家族や仕事などの設定が似ていて同じように、思いました。

  • 書名の作品を含む6作品を載せている。藤田宜永は、やはり女性の描き方がうまいなと感じる。「返り咲き」「ミスター・ロンリー」「還暦探偵」などが面白い。初老にさしかかった男の心理描写もうまいなと思う。気軽に楽しめる作品集。

  • 60歳前後の男性を主人公にした短編集。女性を主人公にした小説はいろいろあるが、この世代の男性を主人公にした軽妙なタッチの短編は少ないような気がする。同世代なので主人公の気持ちも理解しやすい。現役をそろそろ引退する歳、しかし気持ちも肉体的にもまだ自分では若いつもり。「引退」はしたくないと思っている。男性は仕事をしてきたのでこの「現役引退」ははっきりと生活が変化し、社会との遮断と感じてしまうのだろう。徐々に歳をとり、この年を迎える女性(フルタイムで仕事をした女性以外)とは違った感慨を覚えるのだろう。複雑な気持ちの揺れに心惹かれたりした。
    私は夫婦の微妙な心情を表現している「難しい年頃」が好きだ。思わず最後は苦笑してしまう。

  • 初めて 手に取る藤田 宜永作品
    児玉清さんの書評を読んで
    手にしたものですが
    なかなか よろし
    ゆったりと流れていく
    空気 と 息づかい と 物語
    が ほどよく調和して
    まるで
    ええ湯加減の風呂に入っている
    ような 感じの一冊

  • いい年をしたオジサンが昔の知り合いに会う6篇。
    (還暦探偵)
    定年退職して退屈していた憲幸は,昔からの友人塩崎とともに,
    高校時代のクラスメイトの光子から,夫の浮気相手を調べる依頼を受ける。

    以前読んだ「愛の領分」がまったく楽しめなかったが,
    これもあまり好きになれず。
    歳をとってから読めば違うのかもしれない。

  • 還暦に近い男の思いを描いた短編六編。
    40年近く会社勤めをしてまもなく退職を迎えようとする男の生きざま。妻と二人きりの生活。されどまだまだ現役であると鼓舞するかの如く女への興味。
    還暦を迎えた探偵の話しではありません。表題では多少のシリアスな話しを期待したが裏切られた感があり。

  • 01/14

    12/25 再読。
    津市芸濃図書館。

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著者プロフィール

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、2001年『愛の領分』で第125回直木賞受賞。17年には『大雪物語』で第51回吉川英治文学賞を受賞した。その他『タフガイ』『わかって下さい』『彼女の恐喝』など著書多数。2020年逝去。

「2021年 『ブルーブラッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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