闇に消えた怪人: グリコ・森永事件の真相

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 130
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104128013

作品紹介・あらすじ

驚異の新鋭が、連続企業脅迫犯罪の謎を徹底究明。

感想・レビュー・書評

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  • 高村薫レディー・ジョーカーとかなり重なっていて、そこが面白かった

  • 気づいてたけど、この手の事件モノ好きやー!!この事件は私が生まれて間もない1984年。それにしても、企業への怨恨から金目当て、左翼崩れの仕業説、海外事情もからんでいるのではないかとスケールが大きかった。関連して調べたい事件に金大中事件とイトマン事件があった。

  • 水防倉庫あたりは子供の頃遊び場の近くだったので、当時離れたところで事件を聞いてびっくりしてた。果たして真犯人に迫っているのかいないのか…固有名詞が伏せられていて、そのため後半は一度読んだだけではわかりにくい

  • 長い間積読してて、やっと読み終わった。その達成感は半端ない。内容はやはり犯人が捕まっていないので漠然としている。様々の思惑が絡み合って、たくさんの人間が振り回された事件だったと思う。こういう劇場型犯罪は現在でも起こり得るんだろうか。

  • 昔読んだ本を実家から救出。
    この後、一橋氏のルポには嵌った。

  • かの有名な、グリコ・森永事件。
    一体あの時、何が行われて、誰が犯人だったのか。

    有力な人達は最後に出てきますが
    当然犯人は分からずじまい。
    どういう事件で、どういう経過があって
    どう迷宮入りしてしまったのか。
    その後、筆者がどういう行動を取ったのか。

    当時何が起こってどうなったのか、というのを
    正確に知らなかったので、これはこれで
    深く知る事ができました。
    とはいえ、結局犯人が分からないので
    読みもの、として読んでしまうと消化不良。

  • 地元のブックオフで購入する。間違いはありません。その意味で出来はいいです。また、読みやすい文章です。でも、それ以上のものではありません。

  • 一気に読み終えた。その後、犯人を知ることができないもどかしさに駆られた。

  • 未解決事件の真相を追ったノンフィクション。滋賀県、京都、大阪に住む人には、地理的観点から、関心度が高くなると思います。

  • “かい人21面相”“キツネ目の男”県警を犬警と挑発した挑戦状や声明文に見るユーモアさ。話題性溢れた痛快極まりないこの未解決事件。ややもすれば事後確認だけの退屈になりそうな事件を鋭い洞察力で推理、史実とあわせて読み手の心をグイッと引き込むあたりは流石です。ノフィクションものにはまることになったキッカケの一冊。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早稲田大学卒業後、全国紙・雑誌記者を経てフリージャーナリスト。本名など身元に関する個人情報はすべて非公開。1995年、「ドキュメント『かい人21面相』の正体」でデビュー。グリコ・森永事件、三億円強奪事件、宮崎勤事件、オウム真理教事件など殺人・未解決事件や、闇社会がからんだ経済犯罪をテーマにしたノンフィクション作品を次々と発表している。近著に『餃子の王将社長射殺事件』『人を、殺してみたかった 名古屋大学女子学生・殺人事件の真相』(KADOKAWA)など。

「2020年 『政界ヤクザ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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