ふたりのゴッホ ゴッホと賢治37年の心の軌跡

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104139026

感想・レビュー・書評

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  • う~ん残念、、、品切れ中

    ふたりのゴッホ / 伊勢 英子【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
    https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784104139026

  • 資料ID:W0163311
    請求記号:723.359||G 57
    配架場所:本館1F電動書架C(千葉)

  • 勉強になりました。

  • ここにレビューを書きました。

    http://blog.goo.ne.jp/luar_28/e/54eb0ccd15a6b22205641c5b6f3d5f5f

  • ゴッホ展に行き、感性を感化されてゴッホ本を読もうと思い、
    宮沢賢治と生きざまが似ているという内容に興味をそそられ。
    2人とも生前、世の中からは評価されなかった。
    それでも、人のために生きようとした。
    2人に感じたのはとてつもない孤独だ。
    自分の自信のある表現を誰にも理解も分かち合えることができず、
    ただひたすら表現し続ける。
    ゴッホの描く太陽、黄色は儚く美しい。
    多少強引なテーマであるが、とても読みやすかった。

  •  画家であり、絵本作家、エッセイストの伊勢英子さん。彼女の中にいつしか棲みついたという2人の人物。賢治とゴッホ。
     アルルを旅すれば「賢治」が、小岩井や花巻を歩けば「ゴッホ」が現れてくるという伊勢さん。2人の類似点はともに37歳という若さで亡くなったというだけでなく、親の過度の期待や愛情、特定の弟妹への強い愛情、敬虔な宗教心、そして孤独。

     賢治の作品もゴッホの絵画もあまりに有名で、それなりに知ってはいるつもりだったけど、それが「イメージ」でしかないことがわかりました。知れば知るほど、苦しくてたまらなくなります。

     2人の足跡を追う旅は、もう一人の絵描きである「父」を探す旅であったのかもしれません。

     あぁ、それにしても「伊勢英子」さんという人の存在感は!半年経った今も胸に迫るものがあります。

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