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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784104146062
感想・レビュー・書評
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作品解説(帯より)個人のカネが狙われている?! 印税1760万円を差押える――作家の岸谷真司に、突然、東京地裁の差押え命令が通告された。裁判が開かれたことも、原告側の名前にも、まったく心当たりはない。「なんだこれは! ありえない……」 追い詰められた岸谷は、究極の起死回生作戦に打って出る。<仮差押え返し>だ。窮地を脱したように思われたが、裏には、とんでもないカラクリが存在していた! 善人面に気をつけろ!
上の内容と平行してもう一つのストーリーが展開されます。義父の保証人になったあゆの父親。総額1億3千万円。借金を苦にしたのか、あゆの両親は首吊りと、飛び降りでこの世を去る。そして今度は、法律のことなどわからないあゆに、両親の残した借金を返せと銀行からの催促がくるが…といった内容。
作品内では『根保証・限定承認・相続放棄・抵当権設定・営業譲渡etc.』一般には馴染みの薄い語句が多用されていますが、主人公・岸谷の説明が、丁寧かつ、上手でわかりやすい。特に「限定承認」などは絶対知っておきたい方法です。かなり勉強になります。内容自体もミステリアスで、楽しめます。簡単に保証人の欄へ印鑑を押してはいけませんよ!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ディープな幕末から離れた加治将一が読みたかったので本書を選びました。
抵当権が設定されている不動産を守るために、仮差しをするという手法はできそうで、なかなかできないもののように感じました。
それには第三者の協力が必要で、抵当権よりかなり大きな金額の訴訟を起こした上での仮差し押えは一般の人には難しく、本書のように爆発的に興味のある人が増えることはないのだろうと思いました。
登場人物の悪どさが中途半端な印象でした。
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