地中海の猫

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104148035

感想・レビュー・書評

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  • 猫の写真集ですね。
    発行は2000年11月。
    岩合さんが取材で飛行機の機上から地中海上空を飛んだ時、「ネコをめぐる空想は、ネコの発祥地といわれるエジプト、そして西アジアへと飛んでいく。」「そうだ、地中海の国々でネコを探してみよう。その時、ぼくは決めてしまった。取材は四年間で六か国を巡った。」そしてこの写真集ができたそうです。
    思えば、「世界ネコ歩き」の始まりかも!
    それぞれの国のエッセイも楽しいです。
    ネコたちの表情も愛らしくもあり、その国のニアンスも狙ったそうです。
    背景の国々の特徴も出ていて、ネコたちののびのびとした様が面白いですね。
    岩合さんの一冊にこめる想いが伝わりました。

  • 昨日の「ニッポンの猫」に続いて、今日も岩合さん。お国柄なのか、日本の猫とはこれまた顔が違うような感じが面白かった。スペインの猫はやっぱりスペイン語喋りそうな感じあったもんなぁ…。でも猫のいる所はなんとなく穏やかな雰囲気の場所が多そうで、ほっとする。

  • 取材に4年かけたってんだから、並みの根性・愛情では無いのでしょう。作者の猫にまつわる想像と土地感が綴られた、各国の扉頁が楽しい。

    「イタリアではネコおばさんたちが圧倒的だったが、スペインではネコおじさんたちが目立つ」とか。ホンマかいな。

    トルコでは「毛色が白、目の左右の色が異なり、そして泳ぐ。そんなネコがワンネコと呼ばれる」とか。へぇ~そうなの。

    僕のお気に入りは、サハラ砂漠の砂丘を歩く猫。
    オアシスの宿在住。

    歩くたびに足が沈むのが・・・ズブズブって丸っこい足が沈むのが・・・かわいい。

  • 動物写真家、岩合光昭さんのネコ写真集。
    写真がきれいきれい!
    そして、岩合さんの撮るネコが一番好きです。

  • うるとらまん!

    違います。

    うるとらにゃん!?

    のっけから、つかみもOKのにくい猫写真集。

    さすが岩合光昭!

  • 写真展に行ってきた。母親がサインもらってきた。かわいいネコのサインだった。

  • やっぱり猫は、不思議だ。ゆったりと時間の流れる街で、人々の暮らしを自由に往き交う猫たち-。ギリシア、イタリア、スペイン、トルコ、エジプト、モロッコの、六ケ国猫めぐり写真集

  • 4.9星ランク。<br>
    岩合氏の撮られるにゃこのかわいさは相変わらず反則です。<br>
    今度の舞台は地中海。<br>
    ギリシャ・イタリア・スペイン等に行くのですが、特にギリシャの美しすぎる風景に猫達が溶け込んでるのが素敵。<br>
    猫が居て当たり前、みたいな雰囲気がすごくすきです。<br>
    <br>
    「ニッポンの猫」を文庫で買ったので、これの文庫版も欲しいなあ。持ち歩きたい。

  • ぬくもってるかんじ。

  • 癒し。写真がきれい。
    ネコは風景の一部なり。

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著者プロフィール

日本の動物写真家。東京都出身。
日本人の作品としては初めて『ナショナルジオグラフィック』誌の表紙を2度飾った。
2012年からテレビ番組『岩合光昭の世界ネコ歩き』を開始。

「2023年 『2024 岩合光昭 世界の猫カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩合光昭の作品

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