- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104160082
感想・レビュー・書評
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同じくヨーロッパで納骨堂をいくつか見て回った経験があったので興味をもって読んでみたのだけど、小口にカラー写真がたくさん出ているわりには全然納骨堂に行かないし、行ってもそのことについて大して語らない。
ヨーロッパの歴史とかニーチェやデカルトやら持ち出していろいろと思い浮かんだことをつらつら語っているような本だったので、要は(納骨堂はあんまり関係ない)哲学エッセイなのかなと…。
それはそれとして面白くないわけではなかったんだけど、納骨堂の話が聞きたかったので星2つ。 -
最初は骸骨と結びついたことを言っているのかと思い読んでいたがさっぱりわからず。ただのエッセイだと気づいたらサクサク読めました。
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何千体分もある人骨と対峙して人が感じ取るものの重さ。物が人に語りかける力。理想や思想は受け取るのに素養が必要だけど人骨の山はそれ自体が語りかけてくるだろうな。
俺が演劇やダンスを愛好することにも通じているかもしれない。言葉はペラペラだがそこにある物や生身の身体が語るものには重みや厚みが…いやもうそれは物理的にある。ネットや本からだけ情報を得ているとそういう大事なことが見失われるんじゃないかと思った。 -
前著とのつながりがあるため、未読の自分には面白さがその分マイナス。もったいない。(あと論述も、私の頭じゃ半分も理解できてないーTT)。だとしても、写真やエッセイ的文章が十二分に面白いので、楽しく読了した1冊。西洋の納骨堂って…。日本だったら罰当たりとかホラーとか、心霊スポットとか思っちゃう。怖いの嫌いだけど、実際見てみたくなる美の不思議。前著読んできますー。
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掴み所のない本。
いろんな教会、納骨堂などが紹介されているのが興味深い。 -
養老先生49。
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不思議な本である。
と思ったが,そもそも養老氏のいうことは,つかめそうになるとするりと逃げる。そんな楽しさがある。
そう考えると,養老氏らしい内容である。
写真が美しく,養老氏の思索しているようすも楽しい。
でも,不思議な本である。 -
平成29年3月13日読了