免疫学個人授業

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104161027

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  • (1997.12.15読了)(1997.12.13購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    病気の原因になる細菌が体内に侵入すると、体はそれらを攻撃する抗体を作る。そのしくみを利用したのが、ジェンナーの種痘。研究者達の奮闘はその後も続くが、やがて素朴な疑問にぶつかる。自分と他人はどうやって区別するのか?そもそも自分とは何か?免疫学の歴史、研究室でやっているコト、そしてエイズ治療など最先端の研究をやさしく楽しく勉強できる、人気シリーズ第2弾。

    ☆関連図書(既読)
    「免疫の意味論」多田富雄著、青土社、1993.04.30
    「生命の意味論」多田富雄著、新潮社、1997.02.25

  • 個人授業シリーズ第二弾。
    故多田富雄先生の語り口が生き生きと伝わってくる。

著者プロフィール

多田富雄(ただ・とみお、1934-2010) 
1934年、茨城県結城市生まれ。東京大学名誉教授。専攻・免疫学。元・国際免疫学会連合会長。1959年千葉大学医学部卒業。同大学医学部教授、東京大学医学部教授を歴任。71年、免疫応答を調整するサプレッサー(抑制)T細胞を発見、野口英世記念医学賞、エミール・フォン・ベーリング賞、朝日賞など多数受賞。84年文化功労者。
2001年5月2日、出張先の金沢で脳梗塞に倒れ、右半身麻痺と仮性球麻痺の後遺症で構音障害、嚥下障害となる。2010年4月21日死去。
著書に『免疫の意味論』(大佛次郎賞)『生命へのまなざし』『落葉隻語 ことばのかたみ』(以上、青土社)『生命の意味論』『脳の中の能舞台』『残夢整理』(以上、新潮社)『独酌余滴』(日本エッセイストクラブ賞)『懐かしい日々の想い』(以上、朝日新聞出版)『全詩集 歌占』『能の見える風景』『花供養』『詩集 寛容』『多田富雄 新作能全集』(以上、藤原書店)『寡黙なる巨人』(小林秀雄賞)『春楡の木陰で』(以上、集英社)など多数。


「2016年 『多田富雄のコスモロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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