ハプスブルク一千年

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104165025

作品紹介・あらすじ

栄光と悲劇に彩られたハプスブルク家の歴史から読み解く。これぞ、ヨーロッパ史の神髄!思わず唸る興味深いエピソード満載。1918年の終焉までを、縦横無尽な筆致で描いていく。

感想・レビュー・書評

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  • ハプスブルク家を語ることは、西洋史を語ることと同義であるとはよくいったものだ。
    あらゆる王家が絡み、国が絡み、近世へと繋がっていく。田舎の伯爵から始まったハプスブルク家がここまで続いていたのも、その執拗なまでの青い血への拘りであろう。

    さて、これはそれなりに古い本となるわけだが、文が古いというより、非常に下品であるし、言葉選びも現代感覚では不快に感じるものもある。歴史関連の書籍でこの書かれ方をしている本は、ほとんど無さそうだ。
    それと台詞。この内容の場合、本当に訛りとかどうでも良いので、基本飛ばした。
    読まれる方はそこに注意されたし。

  • 冒頭は面白かったんだけど・・・。訛り口調のセリフがだんだんと気に障ってきて。そもそも「外国語の訛り=日本の地方訛り」じゃないんだから、訛った外国語だからって訛った日本語に訳す必要ないんだよね。■肝心の内容はというと、世界史を教科書レベルでも理解してないとついていけないかもしれない。人名や地名、事件が次々に出てきて、話はあちこちに飛ぶし、しかも詳細に書かれてなくて、歴史に詳しい人が自分なりの解釈をまとめた本、という感じで、多少の偏りもあるし、一般的な歴史が知りたい人向けではないです。

  • 御馴染み中丸氏。いうまでも無く名古屋弁。歴史って横一線で同時進行。

  • ハプスブルク起源の時代背景から、各当主・皇帝をずら〜と書いてあります。スイスの片田舎出身くささが、方言として描かれていてとってもGOOD。

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