幼少の帝国: 成熟を拒否する日本人

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104180035

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  • 現代日本文化に指摘される"成熟拒否=未成熟性"を軸に、皮膚のアンチエイジング・美容整形・デコトラ・小型化技術・キャラクタービジネスなどのルポ。また震災以降の日本についても論説。日本独自の写生術が明らかに。

  • 成熟拒否する日本をあらゆる事象から考察し、3.11以降の在り方について論じた書。中のインタビュー等で興味深い箇所はあったが、正直、まとめれば5分で伝えられるような内容に、1,500円も費やしたのかと思うと切なくなった、大学の講義みたいな本だった。この手の本は当分読まなくてもいーかなーと思ってしまった。すいません。

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著者プロフィール

1968年生まれ。1994年「アメリカの夜」で群像新人賞を受賞しデビュー。1997年の『インディビジュアル・プロジェクション』で注目を集める。2004年、大作『シンセミア』で第15回伊藤整文学賞、第58回毎日出版文化賞、2005年『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞受賞。『シンセミア』を始めとした「神町」を舞台とする諸作品には設定上の繋がりや仕掛けがあり、「神町サーガ」を形成する構想となっている。その他の著書に『ニッポニアニッポン』『プラスティック・ソウル』『ミステリアスセッティング』『ABC 阿部和重初期作品集』など。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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