黄色い目の魚

著者 :
  • 新潮社
3.85
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本棚登録 : 1125
感想 : 232
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104190034

作品紹介・あらすじ

マジになるのって、こわくない?自分の限界とか見えちゃいそうで。木島悟、16歳。世界で最高の場所は、叔父の通ちゃんのアトリエ。ずっと、ここに居られたらいいと思ってた。キライなものを、みんな閉め出して…。村田みのり、16歳。鎌倉、葉山を舞台に木島とみのり、ふたりの語りで綴られるまっすぐな気持ちと揺れる想い。

感想・レビュー・書評

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  • 高校生のときに読んで甘酸っぱい気持ちになった思い出があった作品。

    10年ぶりくらいに読んでみて、全然違う印象でした。甘酸っぱい気持ちは変わらず、でも高校生の頃のほうがすらすら読めていたかも。

    今は通ちゃんや似鳥ちゃんなど、大人側の気持ちにも共感したりどう思ってるのか考えちゃうようになりました。

    絵の描写が多く、たくさん想像しながら楽しめます。

  • う〜ん、やっぱりワタシは この作家の作品は好きだなぁ♪ 瑞々しくて甘酸っぱくて切なくて懸命で不器用な二人の16歳の 気が付けば愛だった過程が描かれて行く。二人が近づくきっかけは絵だけど片や絵を描くことに片や絵を観ることに惹かれているだけのこと。そんな二人が それぞれの悩みや葛藤や挫折体験などを経てハートウォームなゴールへ 笑。

  • はじめて読んだ時は感動と興奮でいてもたってもいられず、事あるごとに何度も何度も読み返し、毎回登場人物の誰かに共感し、毎回違う感動を得る。
    自分の中のベスト3に必ず入る名作です。

  • この作家さん、丁寧な感じがします。
    この10代の頃の感覚を表現できるなぁ、と不思議。
    エネルギーがあり余ってて、行き場が分らない感情が
    違和感なく読める。

  • 読んでいて甘酸っぱい気持ちになる小説だった。人を好きになるっていいな。

  • 図書館で借りたけど、手元に一冊欲しいな

  • 高校生のときにこの本に出会えてよかった。あのころの自分にすごくマッチする。あの年頃特有の痛々しさ。みのりの不器用さが苦しみが痛いほどわかる。これからも度々読んでいきたいです。私にとって大切な本。

  • 2,3年前 佐藤多佳子にはまってたことがあった。自分の若かったころにだぶったせいだろうか、黄色い目の魚が、一番思い出に残っている。

  • 「絵」という、二人の共通項をを通してつづられる、みのりと木島、16歳ふたりの物語。
    幼い頃にいなくなった父親の影を引きずって、「絵」にも、部活動のサッカーにも、いまひとつ本気になりきれない木島。
    好きなのは「絵」と、絵描きであるおじさんだけ。好きも嫌いもはっきりしすぎていて、親とも友達とも、うまくやっていけず浮いてしまうみのり。
    似顔絵が得意な木島なのに、みのりの顔だけ、上手く描くことができない・・・

    切なくて懐かしい。
    私にもこんな時代があったなぁと思い出す。
    何もかも上手くはできなかった、やたらじたばたしていた16の頃。
    もう16歳ではない大人のための物語だと思います。

  • 木島君は、真面目に高校生活を送って、キーパーと誰も経験できないポジションを逃げずにやってる。絵も描ける、村田さんという彼女もいる。 読み終わって木島うらやましーと思いました。 私は、テッセイに似た父さんです。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。1989年、「サマータイムで」月刊MOE童話大賞を受賞しデビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で98年、産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、99年に路傍の石文学賞を受賞。ほかの著書に『しゃべれども しゃべれども』『神様がくれた指』『黄色い目の魚』日本代表リレーチームを描くノンフィクション『夏から夏へ』などがある。http://www009.upp.sonet.ne.jp/umigarasuto/

「2009年 『一瞬の風になれ 第三部 -ドン-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤多佳子の作品

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