宿命―「よど号」亡命者たちの秘密工作

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (527ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104254019

感想・レビュー・書評

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  • よど号事件のその後。正に真実である。1970年代の負の側面が記録されている。同時代を生きた友人は、徹夜で読み切ったこと、真実だと思う、と強い疲労感と暗い沈鬱な表情を浮かべて、この本の読後感を語った。現在、なおも引き続く現実の闇である。いつか日の当たる場所で、事実を語る人物が現れてくることを希望する。
    また、よど号グループ内で連合赤軍と同様の同志殺しが発生していることは、注目に値する。塩見も田宮に岡本武(リッダ闘争の岡本公三の上の兄)の事を問い詰めているが(「赤軍派始末記」)、恐らくは労働党に売ったのであろう。閉じられたグループ内では、同志殺しが発生するのは必然的であるという証左。唯一、重信の日本赤軍内では発生して無いのが、救いではあるが。

  • よど号亡命者の、北朝鮮に渡ってからの話です。「良くここまで調べたな。」という感想です。

  • 読了できず

  • よど号事件。時代を変えようとした若者たちが思想に呑み込まれて埋れてしまった悲しい物語。

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