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- / ISBN・EAN: 9784104292011
感想・レビュー・書評
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(2023/10/30読了)
ヨシタケシンスケさんの「もりあがれ!タイダーン」内の坂崎さんとの対談でヨシタケシンスケさんの好きな坂崎さんの本で紹介されていた。
坂崎さんは、Suicaのペンギンの生みの親。
シンプルで愛らしい金魚たち。
この絵本は、少女から大人の女性向けだな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
幸せの在り方を考えてしまう切ない恋の物語。
1人でも生きていける、あたたかな希望を感じる。 -
小さな世界で暮らす金魚のもとにやってきた黒い魚。
ふたりの生活は楽しい毎日だったのに、やがて黒い魚は大きなジャンプをして…。
あの時、金魚はどうすればよかったのでしょうか。正解なんてないのかもしれませんが、金魚の気持ちを思うと愛しくなってしまいます。ほのぼのしていますが切なさも感じられる 大人向け絵本?だと思います。 -
まず絵カワユス(*°∀°)=3とちゅうから出てきたくろでめも可愛いヽ(*´∀`)ノでも死んじゃうのは(´・ω・)カワイソス(;>_<;)
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スッゲェ絵がかわいい本です。
内容は簡単なわりに、分かりづらいような… -
?い金魚は至極、勝手な奴です。
奴は「からつぽがどんどん大きくなつて僕は息ができない」
「このからだを うめるものを 見つけたいのに」
この氣持ちはわかるよ、大層理解できるよ。
でも、赤い金魚との生活に心を充たすあれこれはなかつたのか
本當に空つぽになちまつたのか
さうぢやないだらう 心の中に赤い金魚と自分の生活で充たしたなにかがあるのでは。
さうぢやないだらう。 「窮屈になつた」と正直に言へばいゝのだよ
男と女だつたら 新しい命も世界をもてるかもしれない
互ひに夢をみてゐる 大きな海を
それが 夜店の金魚の釣り池だとしても
夢に向かふ奴 夢に留まる奴 それぞれだけど
赤い金魚がどう考へるか 赤い金魚の怖い夢がどのやうな氣持ちで作られたのかを知つてゐるくせに
「このからだを うめるものを 見つけたいのに」
酷で勝手な言葉だ 赤い金魚は深い傷をおつただらうに
それでも、邪魔をしないで送つた。
女の意地なのか、これも -
いとおしくて切ない。