家守綺譚

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3423
レビュー : 616
  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104299034

感想・レビュー・書評

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  • 日常と地続きな幻想的世界に引き込まれる。
    全体の物語にはもう少し決着が欲しかった…。

    追記:続編があるらしい。

  • 読み返し。
    疎水にとても憧れます。ゴローのような犬と知り合いになりたい。

    ところで地図を見まして、竹生島まで結構な距離なんだなぁ、と。そりゃ怪しい。
    「からくりからくさ」といい梨木香歩作品の滋賀県周辺の描かれ方には憧れます。いつか行ってみたい。

  • 「家守綺譚」(梨木香歩)を読んだ。どう言ったらいいかわからないけれど、とにかくある種の頂点を極めた傑作であると思っている。電子書籍化してくれないかなぁ。いつも持っていたい作品なんだ。

  • 行方不明の友人の実家の管理を任された綿貫。
    しかし、掛け軸からその友人はやって来るし、庭のサルスベリには恋されるし、飼い犬は河童の喧嘩の仲裁をする。
    それが当たり前の世界で、淡々と描かれる。
    そんな妖しさが当たり前にあって、そこに生きる綿貫たちも当然のように受け入れている。
    そこがいいなあ。

    収録作品は多いけど、一編一編のページ数は少ないので、空いた時間にちょこちょこ読める。
    読んでいるとリラックスできていい。


    収録作品:サルスベリ 都わすれ ヒツジグサ ダァリヤ ドクダミ カラスウリ 竹の花 白木蓮 木槿 ツリガネニンジン 南蛮ギセル 紅葉 葛 萩 ススキ ホトトギス 野菊 ネズ サザンカ リュウノヒゲ 檸檬 南天 ふきのとう セツブンソウ 貝母 山椒 桜 葡萄

  • こういう世界に住みたいけれど、無理だろうな。

  • 155ページ。題字/神木野啼鹿 写真/広瀬達郎 見返し/神坂雪佳「白鷺」「巴の雪」 装幀/新潮社装幀室

  • 時間をかけてゆっくり読んだ
    次に何が出てくるのかわくわくした

  • 順番が逆になったが読了。読んでいて爽やかな気持ちになる本だった。また時をおいて読み直したい。

  • 以前ビブリオバトルで、「主人公は実はヤモリなんです」とネタばれされた本。県立図書館にて。

    いや、そのネタばれは真なのか偽なのか。そればかり考えながら読んでしまった。1回読んでの結論は、「限り無く偽であるが、真であると考えるとおもしろい」となった。せいしろうが夢の中でヤモリを見たのか、ヤモリの見ている夢がせいしろうなのか。友人宅の2階へ直接尋ねる、金にとらわれない生き方、ヤモリだとしても意味が通る描写も多い。タヌキやサルスベリが人間型を取り、小鬼や河童、良く分からない姫がいる世界なら、ヤモリが人間として家を守っていても良いじゃないか。
    ビブリオバトルでの紹介者は「夢十夜」を意識して書かれていると言ったが、私には、胡蝶の夢 しか思い出されなかった。

    要再読。次読んだ時は何を考えるのか、楽しみである。

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著者プロフィール

梨木 香歩(なしき かほ)
1959年、鹿児島県生まれの小説家、児童文学作家、絵本作家。
『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。映画化もされたこの受賞作が最も著名な代表作となる。
ほかに新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を、『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞、『渡りの足跡』で読売文学賞随筆・紀行部門をそれぞれ受賞。
受賞作以外の代表作として、『家守綺譚』、『沼地のある森を抜けて』、『ぐるりのこと』などがある。

家守綺譚のその他の作品

家守綺譚 (新潮文庫) 文庫 家守綺譚 (新潮文庫) 梨木香歩

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