既にそこにあるもの

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 68
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104310012

作品紹介・あらすじ

路上のゴミ、描きかけの看板、イスタンブールの光の匂い、現像ミス・プリント、夢の記憶、牧場からの出発、ノイズ・ミュージック、便所の壁、不良印刷物、6000頁のスクラップ・ブック、廃船、秘宝館、へなへなの日本景…。創造への無謀な情熱-現代美術の袋小路を破壊し、新しい価値観を示し続ける例外の画家、大竹伸朗の20年間に及ぶ闘争の軌跡。

感想・レビュー・書評

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  • 2018/12/09

  • とにかく、この人の目の付け所とか、気持ちの表現の仕方とか、感性が大好きだ。
    自分も何となく感じたことのあるモヤモヤを上手に言葉にしてくれてる。
    近くに大竹伸朗さんがいたら、ものすごくベタ惚れしていると思う。

  • 1.UWAJIMA美術ノート
    2.別海発、倫敦経由、新宿着
    3.既にそこにあるもの
    あとがき
    (目次より)

  • どうも私はピカレスク小説、成長小説の類いが好きなようで、大竹伸朗の20年の軌跡。文体が好きである。そっけない、しかしサービスもある。通過儀礼の必要さを至極感じる。衝動だけでない論理性がある。北海道時代の回想風景が寒そうで、はっきり澄んでいそうでぐったり濁っていそうで。

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著者プロフィール

1955年、東京生まれ。1980年代初頭より国内外で作品発表を開始。2006年初回顧展「大竹伸朗 全景 1955–2006」(東京都現代美術館)以降、東京、香川、ソウル、ロンドン、シンガポール等で個展。光州ビエンナーレ(韓国)、ドクメンタ(ドイツ)、ヴェネチア・ビエンナーレ(イタリア)、横浜トリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭はじめ国内外の企画展に参加。1986年に初作品集『《倫敦/香港》一九八〇』(用美社)刊行後、作品集や著作物、CD等多数発表。主な著書にエッセイ集『見えない音、聞こえない絵』『ビ』『ナニカトナニカ』(共に新潮社)、『既にそこにあるもの』、『ネオンと絵具箱』(共にちくま文庫)、絵本『ジャリおじさん』(福音館書店)等。エッセイ「見えない音、聴こえない絵」は、月刊文芸誌『新潮』に現在も連載中。2014年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
ohtakeshinro.com

「2019年 『大竹伸朗 ビル景 1978–2019』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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