- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104325016
感想・レビュー・書評
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まぁ、誉め殺しは角栄(もしくは真紀子)の意を汲んだ佐川清の逆襲だよねって話。結局ハメた方も政治力学入ってるから一方的に竹下だけ叩く訳にもいかんわな。
保坂のゴミみたいな解説以外は面白かった。
この本の1番の収穫は「10年経ったら竹下さん」に2番が存在したこと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エリートでもなく天才でもない竹下は暴力団の力を借りてまで総理の座を手に入れている。
最初の妻が自殺してから、竹下は自分が我慢すればすむことなら我慢しようとなった。
褒め殺しの名付け親はハマコー -
竹下登のほぼ一生を書いた本。
竹下登のイメージはのらくらしている、と言うことしか覚えがないが、その小さな体の中に信じがたいほどの意志と決断力、忍耐力を秘めていることが判った。
島根県で竹下派がほしいままに公共事業を使って金を稼いでいたが、情報メディアが発達した今では、そういうことは難しいだろう。今は今なりの利権の構造があるとは思うが判らない。
小泉純一郎が経世会潰しに命をかけていた理由が判った。 -
この本を読んだのは、何度目でしょう。地元の図書館で借りて、読んだ記憶があります。また、古本屋で購入した記憶があります。最初に読んだ時は、気楽に読めるが、価値のない本という感想を持ちました。しかし、今回読んだ感想は、非常に丁寧に取材した本という印象を持ちました。多くの関係者に、丁寧な取材を重ねていることがわかります。ただし、田部さんについては、眉唾のような気がします。このエピソードは、話を面白くするためのような気がします。そんなに権力を持っているならば、逆らって立候補した竹下さんは潰れていたはずです。実際、どうなんでしょう。