- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104347025
感想・レビュー・書評
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本棚にあったらちょっと恥ずかしいタイトル
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-「会話関係」とは、私たちが勝手に定義づけたところによれば、他の相手では生まれないテンションとリズム感で会話を楽しめる相性-
20代のころ、ヴァンサンカン編集者仲間だった光野桃、斎藤薫が、20年の歳月を経て、フィガロ誌上で行った往復書簡。10年前の出版にもかかわらず、タイプの違う二人の知性とセンスあふれる会話に、どのページを開いても、新しい発見、分析、勇気を手に入れることができるでしょう。こういう本は手元に一冊で、気が向いたときに開くべし。かなりおススメ。 -
著者二人は、私が数年前までファッションや女性の行き方のお手本としてきた文章を書いていた。
しかし、もともと同僚編集者の二人の昔を懐かしみ、お互いをほめ合うばかりの内輪ウケの中身にがっかり。
もう少し、毒のある、こころに突き刺さるようなものを期待していたのだが。
初出が1998年のファッション誌であるからか、何をいまさら、という内容。ファッションを文章にするのは難しい。この人たちは雑誌のエッセイむけではないだろうか。安井かずみのように、何十年たっても色あせない文章を書く人もいるが。
単に私が年を取りすぎただけで、ハタチ前後のいい女になりたい、と思ってる人にはよいかもしれない。 -
(7/13読了)