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- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104349012
感想・レビュー・書評
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伊藤礼の囲碁随筆(題名だけみてカメラ随筆と勘違いしていた)。何の実用性もない、ひたすら楽しみのための読書ができた。新刊書店にない、ひとに勧められたのでもない本を読んでおもしろかったときのうれしさ。みんなで感想を言い合うのが楽しいときもあるけれど、自分ひとりでくすっとしながら読む楽しさ。
自分は囲碁はわからない。伊藤礼の、囲碁を通じた友情とか人物描写とか、個人の葛藤についての書き方がおもしろいんだと思う。
伊藤礼が埴谷雄高のヘボ碁に思いをはせる話と、大学のセミナーハウスを借りてやる囲碁合宿の話が特によかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み終わってしまった。囲碁に興味はなかったが、『こぐこぐ自転車』などがおもしろいと友人から聞き、では、読んでみようと思ってなぜか囲碁エッセイの方を読んでしまった。
読んでいると伊藤先生はちょこちょこ病気もしているが、しかし、囲碁は続いていく。なんといっても、負けても勝ってもおもしろみのある文体がいい。
このあと、自転車にはまるのか。と思うと、ますます気になる。
チェスに興味をもってちょっと勉強していたのだが、囲碁も気になってきた。 -
筆者の囲碁にまつわるエピソードを書いたエッセイ集。肩肘張らずに気楽に読める。
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