動物園の王子

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 59
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104377039

作品紹介・あらすじ

孫もできる、恋もできる! 五十代女性三人の、のびやかな日常。高校時代からの女ともだち三人も、堂々たる五十代。若い頃と同じではないけれど、元気でアクティブ。――夫に恋人? ふーん。娘は彼氏と旅行! あらま―― 動物園へ繰り出して語り合う、それぞれの人生。ほのかな恋にときめく心、孫の誕生がもたらす喜び……思いがけない感情を発見しながら生きる日々を、軽やかに綴る長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 高校時代の演劇部仲間三人組の50代の日常を描く。
    私も中高時代からの友人とよく会うので、将来50代になった姿と共感できる事があるかも?と思い読み始めたが、共感できる事はほとんどなかった。そもそも50代になっても連んでいるような関係性が見えてこない。三人共既婚者で二人は専業主婦(一人は離婚キャリアウーマン)で子供がいて、二人は孫もいて…という時点で自分達とはかけ離れた世界だったよ(^_^;)
    でも、こういう姿が「標準な」50代なんだろうなと思った。

  • 高校演劇部時代からの付き合いの五十路女性3人。
    私もいまだに付き合いの途絶えない友人がいるので
    近未来を眺めているような気分に。
    でも一人位独身者も入れて欲しかったな。
    みんながみんな孫マゴじゃーないっしょー。

    【図書館・初読・6/18読了】

  • 高校時代の演劇部3人の50代の女たちの日常。
    ユキさん、サッチン、チョウ子。

    演劇部時代の先輩が亡くなり、当時の記憶を懐かしみ
    落ち着いた育児のあとにまっていた静かな日々、
    孫について考えるようになる年齢

    動物園で出会った、1人の男の子を大勢の大人で面倒見ていた海外の家族。

    小さな子供を心から愛しいと感じるようになったこと。
    大きな子供である夫とのやりとり
    脳梗塞で倒れた友人。

    これといった大きな出来事はないんだけれど
    このお話のような小さな出来事の積み重ねこそが日常だなあと思う。

    生きることにくじけそうになっている若者の話に疲れ気味だったので、こういう話が心に染みる。

  • どこにでもいる普通の50歳の主婦ユキ。高校の同級生であり、同じ演劇部だった会社社長サッチンと五人の子持ちのチョウ子とは今も関係が続いている。演劇部の先輩の突然の死で恋を意識したり、仲間との孫の話で幼い男の子を意識したりするが、特に大きな話の展開はなく終わった。普通のおばさんの日常か…?

  • つかず離れず、
    時に悪態をつき、
    時に一緒に笑い、
    すこーし遠慮したり、心配したり、
    そーゆー友人がいるってのはいいなあっと。

    それなりに幸せな三人の女性のおはなし。

    年とっても、案外
    感じること、考えることって違わないのかも。
    かくいう私も精神年齢実に中学生あたりで
    止まってる気がするし・・・・。
    うーん、大人ってどうやってなるんだ?
    あー孫はムリだわー。それって親不孝なのか?

  • 3人の女性のキャラ立ちが弱いような気がして、ぼんやりとした印象の文章でした。初老と呼ばれる年齢差別への戦いっぷりを期待していただけに、すこし残念でした。

  • 孫がそんなに欲しい気持ちがわからない。

  • 高校演劇部で同窓だった ユキ、サッチン、チョウ子さん 50代三人の物語。子育ても一段落し人生の折り返し地点に足を踏み入れた三人。子どもの結婚や孫の誕生、病気などが訪れた時、この年代になると人にすべてを語らず、自分で解決しながら上手に立回っていく。
    そんな日常を優しく描いてあり、サラリとした読み心地の一冊。 

  • 2014年10月西宮図書館

  • 自分の母世代のユキさん達のお話だったので、自分の母も友人達といるときはこうなのかな...などと思いながら読了。
    平坦な話の流れではあるが、50代女性の日常はこんなかんじなのかな?さらっと読むことができ、やわらかな文体は寝る前の読書に最適でした。

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著者プロフィール

作家 法政大学教授 昭和三十四年神奈川生 著書『女ともだち』『楽隊のうさぎ』ほか

「2019年 『季刊文科 79号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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