真相はこれだ: 不可思議8大事件の核心を撃つ

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104398027

感想・レビュー・書評

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  •  巻末「世紀の対決『猪木・アリ戦』の裏ルール」だけ読むつもりでいたのに、けっきょく完読してしまう。
     衝撃を受けたのは「疑惑の『和田心臓移植』33年後の新証言」。事件当時、札幌在住だったので、あらましは憶えているが、これほど非人道的な事件だったとは……。功名心に逸る学者にとって、人命は二の次 三の次なのか。

     平井和正の代表作「狼の紋章」「狼の怨歌」の初出は、マンガ「ウルフガイ」の原作である。登場人物の一人、人体実験はおろか生体解剖も辞さない行き過ぎた医師 大和田教授は、和田教授の名をもじったのだろうと小学生の私でも察しがついた。

  • 皇后の失声症事件、三億円事件の容疑者にされたために一生悲劇の中にいる人、丸山ワクチン隠し事件、美空ひばりの紅白落ちと復活事件の裏舞台、誰が成田空港建設を決定したのかの真相、日本中に快挙とニュースされた和田心臓移植事件、潜水艦なだしお事件、そして猪木アリ格闘技戦の舞台裏。いずれも興味深く、楽しく読めます。ひばり親娘の執念、真剣勝負だった故に詰らない試合となってしまった猪木の誤算とアリ軍団の恐怖、そして圧巻は心臓移植です。売名のための手術であった疑いを事実の説明とともに明らかにしていきますが、そのリアルな描写はぞっとします。どんなホラー小説よりも怖い事実でした。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4104398020
    ── 祝 康成《真相はこれだ!不可思議8大事件の核心を撃つ 20011020 新潮社》P174 19820615
     

  • 興味深い。
    ・和田心臓移植
    ・3億円事件
    ・丸山ワクチン

  • ちょっと懐かしめの事件を思い出したりへーそうだったんだーとか。ほんとに核心と確信(シャレ)していいのかはともかく読みやすめ。

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