ニシノユキヒコの恋と冒険

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1097
レビュー : 242
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104412037

感想・レビュー・書評

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  • ニシノユキヒコ=竹野内豊に脳内変換して読んだ。
    ニシノユキヒコ、どう考えたって女たらしのろくでもない男だ。でも竹野内だもんね、断然ありだ!
    映画は見ていないけれど竹野内が刷り込まれてしまっているせいか、初めからうっとりとしながら読んだ。

    あれ、川上弘美ってこんなに軽い文章だっただろうか。
    そもそも「蛇を踏む」くらいしか読んだことがない。
    不可思議な内容でずばり芥川賞という作品だった記憶がある。
    苦手かもと今まで避けていたのだが、この作品はこのかすかな記憶をいともたやすく覆した。なんて楽しいんだ。

    でもやはりニシノユキヒコに魅了されるだけの物語ではなかった。
    その裏には彼の抱える暗い過去、悲しみ、底知れぬ孤独などが隠されていてひたひたと迫ってくる。
    ニシノユキヒコのやわらかい明るさと救いようのない暗さが時折交差する様は切ない。
    つかみどころのないニシノユキヒコは不気味な存在と化す。

    映画はこの辺りをどこまで追っているのか気になるところ。
    機会があれば見てみたいな。
    面白かったです。

    • 円軌道の外さん

      vilureefさん、ホンマ遅くなってすいません!
      ボクシングの試合で怪我をして
      11月から先月まで入院してました~(^^;)
      あ...

      vilureefさん、ホンマ遅くなってすいません!
      ボクシングの試合で怪我をして
      11月から先月まで入院してました~(^^;)
      あと、いつも沢山のお気に入りポチ&あったかいコメントありがとうございます!

      コレ、映画館で観ましたよ~(^^)
      小説とは違って、あえてニシノユキヒコを幽霊として先に登場させて、ユキヒコの葬式に集まる女たちとの恋を回想で描いていく形にストーリーを変えていて、これがいい効果をもたらしてます。
      あと数々の名作映画へのオマージュや分かる人には分かるマニアックな遊び心が散りばめられていて、映画が好きであればあるほど楽しめる作品です。
      そしてニシノユキヒコを演じる竹野内豊が、
      飄々としていて時折見せる寂しげな微笑みに切なさを感じさせて、
      まさにハマリ役でした。
      あとは尾野真千子を筆頭に、麻生久美子や成海璃子や木村文乃、阿川佐和子、本田翼など女優陣がみんな上手かったし、
      ユキヒコとのイチャイチャする絡みも心地よく観ていられました。

      まったりとした空気感や淡々と流れる作りは観る人を選ぶだろうけど、
      個人的にはなかなかの傑作だと思ってます(^^)
      機会があればまた、レンタルででも観てみてくださいね(笑)

      あと、僕の本棚の『もぎりよ今夜も有難う 』にも返事書いてるので、またヨロシクお願いします(^^)



      2015/04/06
    • vilureefさん
      円軌道の外さん、こんにちは♪
      コメントありがとうございます(*^_^*)

      それより、おからだ大丈夫ですか!?
      ずいぶん長いこと入院...
      円軌道の外さん、こんにちは♪
      コメントありがとうございます(*^_^*)

      それより、おからだ大丈夫ですか!?
      ずいぶん長いこと入院されていたようですね。
      ご無沙汰だったのはそういうことだったんですね。
      無理なさらず養生なさってくださいね。

      さてさて、この映画評価分かれるようですが面白そうですね。
      以前公開前にアサイチに阿川さんが出演されていて、竹野内さんとのシーンはアドリブで撮ったようなことをお話されていて、それは面白い!と思った記憶があります。

      演技派の女優さんが勢揃いしていますから、機会があったら是非見てみたいと思います。

      ありがとうございました(^_-)-☆
      2015/04/09
    • 円軌道の外さん

      vilureefさん、こんにちは!
      いつも沢山のポチとコメントありがとうございます(^^)

      え~、怪我はですね~、
      顎と手の指...

      vilureefさん、こんにちは!
      いつも沢山のポチとコメントありがとうございます(^^)

      え~、怪我はですね~、
      顎と手の指4本と鎖骨を骨折して、
      あと拳と肋骨のヒビと大事な目を傷めてしまったので、
      入院中は携帯を握ることさえできずずっと寝たきりの状態でした(汗)
      今はリハビリしながら
      なんとか社会復帰しましたよ(笑)(^^;)
      ご心配ありがとうございます!

      おおーっ! アサイチは僕も大好きな番組です♪
      朝ドラの流れで見てしまうし、
      イノッチと有働由美子アナウンサーの夫婦漫才のように面白い絡みが絶妙ですよね(笑)
      あと作家さんもよくゲストで出たりするのでチェックして録画してます(笑)
      つか、阿川さんと竹野内さんとのシーン、アドリブやったんか~!?
      知らんかったぁぁ~( >_<)
      めちゃくちゃ自然な絡みでしたよ(笑)

      あと僕の本棚の「もぎりよ今夜も有り難う」にも返事書いてるので
      お時間あるときにまた覗いてみてください。

      ではでは~♪




      2015/04/25
  • 主人公についての連作短編。

  • 1人の男を数多くの女性がそれぞれの主観で語る物語。こういうオムニバス系の作り方は良くあるけれど、好きな方。人間の価値観、捉え方は一つじゃない事がじんわりと感じられる。

  • 4/29

  • 4〜5

  • 久々に読む川上弘美、「先生の鞄」以外気に入った作品もなかったので本作も積ん読で放っておいた。映像化されると聞いて読んでみたのだが、なかなか面白かった。内容はニシノユキヒコの各年齢層におけるセックスライフなのだけれども、それを語るのは相手の女性であるということだ。とうとう彼は最後まで愛してくれる女性に巡り会うことは出来なかったが、粘着質なセックス描写もなくさっらと自然な結びつきは清々しさもあった。ここまでモテルと少々不幸でもいいかなとも感じさせられる、竹野内豊が役を演じるらしいが、高良健吾を想像して読んだ。

  • しばらく積んだままだったものを映画化されるというニュースに接して慌てて読み始めたのが失敗だった。
    ニシノユキヒコをイメージするときに必ず竹野内豊の顔が浮かんでしまう。
    先入観なしで読みたかったものだと思う反面、読み進むにつれて彼以上にピッタリのキャストはないと思ってしまう。

    多くの女性に愛されるニシノ。
    でも必ず女性の方から去っていくニシノ。
    結局は女性を愛せないニシノ。

    おかしくて、やがて悲しい男の物語。

  • ニシノユキヒコ

    魅力的だけど
    かわいそうなひと。

    女の人の方が
    冷静な恋愛ものって
    珍しい。

    掴めそうで掴めない
    ニシノユキヒコ。

    2014.1.18

  • 【小説】ニシノユキヒコの恋と冒険 恋とは何ぞやと思いながら、川上弘美の世界に引き込まれてて一気に読みました。

  • ニシノユキヒコにちょっと逢ってみたいかも。
    1番目の女の子が好きだな。

著者プロフィール

川上弘美(かわかみ・ひろみ)
一九五八年東京都生まれ。一九九四年「神様」でパスカル短篇文学新人賞を受賞しデビュー。一九九六年「蛇を踏む」で芥川賞、一九九九年『神様』で紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞、二〇〇〇年『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、二〇〇一年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、二〇〇七年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、二〇一五年『水声』で読売文学賞、二〇一六年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞を受賞。二〇一九年紫綬褒章受章。

「2019年 『掌篇歳時記 秋冬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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