名建築に泊まる

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 63
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104415021

作品紹介・あらすじ

由緒ある和風旅館、江戸の面影を残す湯治場、明治・大正期の大邸宅、無名の棟梁が手がけた昭和初期の宿、海外の有名建築家によるモダンなリゾートホテルなど、宿泊可能な30物件をエッセイと写真で紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 「泊まれる」名建築特集。
    こういうのダイスキ。ダイスキなんですが・・・
    マニアックすぎる!!!そこが好きだけど。

    「あそこの旅館の広間の格天井が見事だから泊まる」とか
    「オンドルにどうしても泊まってみたい(けど素敵なホテルがいい)から新羅ホテルに1室しかないオンドルルームに泊まる」とか。

    呆れるくらい趣味に走ってるけど、そこがいい。
    こういう視点で実際に色々泊まり歩く著者のような存在って
    作り手としては嬉しいんじゃないかなぁ。

    写真がもう少しあると、もっとイメージが沸きやすいと思うのだけど。
    そこが残念。

  • 図書館でたまたま見つけた本。
    宿は旅の重要な要素。
    建築家の視点から選んだ宿は面白くてとても参考になる。
    この稲葉なおとさんって人の本をいくつか見てみる。

  • ☆写真のアングルでよく見える物もありそう!実際に行くときには注意

    十和田ホテル 本館玄関の吹き抜け(すばらしい写真掲載)☆乳頭温泉へ行くとき要検討

    学士会館 千代田区神田錦町(神保町駅1分)

    東京ステーションホテル ツインBタイプの317号室 川端康成「女であること」執筆

  • リタイアしたら掲載全宿制覇の旅に出たいと思わせられる。

  • すごく濃い。

  • 泊まりたい宿
    十和田ホテル:大戦によって中止された幻の東京五倫の外国人観光客を見込んで、昭和13年に全館和室の県営十和田観光ホテルとして創業した
    金具屋:長野県渋温泉宝暦8年に創業。昭和11年築の4階建て斉月楼を中心に、大正13年築の居人荘、昭和20年代地区の潜龍閣、昭和30年築の神明の館からなる
    村尾旅館:山形県上山温泉、

  • いつか泊まってみたい宿が満載。

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著者プロフィール

東京工業大学建築学科卒業。一級建築士。建築家を経て98年、旅行記『まだ見ぬホテルへ』で作家・写真家としてデビュー。長編旅行記『遠い宮殿』でJTB紀行文学大賞奨励賞受賞。500軒以上の名建築といわれる宿に宿泊取材し、写真集、小説、児童小説を刊行するなど活動領域を広げ、日本建築学会文化賞受賞。取材開始から15年を経て刊行された本書『ホシノカケラ』は、児童小説『サクラの川とミライの道』、写真集『津山 美しい建築の街』と共に、著者ゆかりの街・岡山県津山市を題材にしている。他にノンフィクション『夢のホテルのつくりかた』など著書多数。

「2023年 『ホシノカケラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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