春風ぞ吹く: 代書屋五郎太参る

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104422012

感想・レビュー・書評

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  • 五郎太が恋仲の紀乃と一緒になるために学問吟味合格を目指す経過の話。

    色々な師匠との交流を通じて五郎太が大人になっていく展開。面白く一気に読めるが、昔の宇江佐みたいな荒々しさがなく、綺麗に美しく話をまとめて物足りない。

  • この人のお話の中でも、本当に春風が吹く・・そんな暖かい話でした。
    人柄が・・周りの人の心を引き寄せるのですね。
    そして、周りの人々のおかげだと感謝できる心・・山本周五郎のような人情話でした。

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著者プロフィール

1949年函館生まれ。95年、「幻の声」で第75回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で第21回吉川英治文学新人賞、翌01年には『余寒の雪』で第7回中山義秀文学賞を受賞。江戸の市井人情を細やかに描いて人気を博す。著書に『十日えびす』 『ほら吹き茂平』『高砂』(すべて祥伝社文庫)他多数。15年11月逝去。

「2023年 『おぅねぇすてぃ <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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