仮想の騎士

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104424016

感想・レビュー・書評

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  • 女装のスパイ、シュヴァリエ・デオン
    なぜか関西弁の女たらしカサノヴァ
    ロマネコンティのコンティ公
    ルイ15世の公妾ポンパドゥール夫人

    有名どころ満載

  • 第12回 日本ファンタジーノベル大賞 優秀賞受賞

     導入部分で登場する、イタリア訛りのあるフランス語(文章は関西弁)を操る『ジャック・カサノヴァ』なる人物が主人公かと思ったが違った。いつも美女と間違われる『デオン・ド・ボーモン』という騎士階級の人物(男性)が主人公。
     カサノヴァが気に入って読み始めたが、読み進めるうちに「カサノヴァってもう出てこないの?」という疑問が浮かぶが、ちゃんと出てきたので一安心。
     上に挙げた2人の他にも、内気なルイ15世や、事実上の政権掌握者ポンパドゥール夫人、ロシアの女帝エリザベータに、謎の人物サン・ジェルマン伯爵などが登場。
     歴史に疎い為「これは史実なのか?」というのが最後まで読んだ感想。試しに『デオン・ド・ボーモン』や『サン・ジェルマン』などで検索してみる。・・・どうやら事実のようである。
     内容は1751~57年のフランスが舞台。時代背景などが当時の事件や出来事とリンクしていて、豆知識なども満載。勉強になります。
     歴史小説という感じを受けず、ファンタジー仕立てでさくさく読めました。

  • なんかちょっと物足りない…。

  • WOWOWの「シュヴァリエ」を時々見ていたので、興味がありました。でもちょっと後半ドタバタしすぎの感があります。まあ、最後はそーんなことだったの・・・ですが。絶版なのは惜しいです。

  • 未読・既聴 サンジェルマン伯爵 あと佐々木蔵之介だった

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