そして粛清の扉を

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 333
レビュー : 73
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104431014

感想・レビュー・書評

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  • 殺人鬼と化した女教師の目的とは…?
    出版の時期的に、バトル・ロワイアルと比較される事が多かったそうですが
    いま読んだ私の感想は、女教師の暴走という共通点から「告白」を思い出しますね。
    ていうかそっくり…?

  • ツッコミどころは多いんですけど、
    当時はバトルロワイヤルも出てきた後ぐらい(うろ覚え)で、バトロワよりも短くまとめられている。
    ホラーミステリー大賞の第1回受賞作かなんかで
    映像化も賞品にあったけど、これは無理だろうなって思ってました。
    凶悪な生徒達に対する無敵のおばさん教師の復讐劇 ラストまでの展開が色々とあって読ませる。

  • 『そして粛清の扉を』
                     黒武 洋    新潮社

    ★★★★

    昨年こちらでご紹介いただいた作品です。

    面白かったです。読んでて、この話をこんなに面白いと思って読んで良いのか?
    と思う様な内容なのですが、やめられない止まらない。

    娘を暴走族に殺された高校の女教師が、卒業式前日に自分の担任クラスを人質にとり、スクールジャックを決行。
    あり得ない設定にあり得ない出来事と思いながらも、とにかく地味で冴えない中年の国語教師が、頭脳キレッキレのアサシン並みの立ち回りで、次々と粛清を行って行きます。その用意周到さ、腹の座り方、生徒を一人、また一人と殺して行くその個人的正義と冷静さに、何故か小気味良い物を感じてしまいました。

    余りにも都合良く事が運び、警察の無能さにちょっと…と思ったのですが、驚きのラストが待っていました。

    欲を言えば、もう少し女教師と荒れ果てた学校の描写、娘を失って天涯孤独になった彼女が変化して行く過程を読みたかった気がします。

  • 続きないのかなあ~その続きが気になる。

  • 面白かった! すごく面白かった。ただ設定に無理がある。単純に こりゃダメだろーという設定がある。そこが本当に残念。でも、間違いなく面白い。

  • おもしろかったしどんどん読めた!
    ラストも共犯者は意外でそうか!となった
    正当な復讐はアリだと思う
    注目していきたい作者です

  • 2001年の作品なので、リアルタイムで読んでいれば多分違った感想を持ったと思います。もっと興奮していたというか。

    巻末の選者コメント(新人賞受賞作だそうなので)にもあるように、2001年当時なら「バトルロワイヤル」を思い浮かべたかもしれない。でも今なら、「告白」や「悪の教典」と比べずにはいられない。読む順番を間違えたなーと思う。

    設定は似ていても訴えたいことはそれぞれ違っていて、この作品のテーマもハッキリと独自のものであることはよく分かるんだけれど、上で挙げた作品群と比べてしまうと残念ながら弱いと感じる。登場人物の誰にも感情移入できないのはもったいない。だから鬼気迫るはずの殺戮シーンもストーリーを進める上での書割程度にしか思えない。これだけの話をまとめるには、ページ数が足りないんだと思う。賞の応募作だから仕方ないのかな。

    この倍はあってもいいと思うし、それだけ底力のある小説だと思うので、余計に残念に思う。

  • 4時間弱で一気読了(4時間はもはや一気ではない?みなさんどれくらいで読めるのだろう)。
    読ませるが後に残らない幾多の作品とは違うように感じる。
    底流する熱量の差か。
    賞用サイズのせいか、いろいろ描写不十分なところはあった気もする…。

  • 考えさせられるというより、突き抜けたファンタジーかな。つまり、その荒唐無稽さは社会問題としての教育や少年犯罪を真正面から取り上げることを巧妙に避けているようだけど、だからこそ荒唐無稽さを純粋に小説として愉しむこともできるわけで。

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