こぼん

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104474011

感想・レビュー・書評

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  • 何とも、ジンワリと面白かった。思春期前の男の子なのかな?それとももう思春期だったのかな?「こぼん」は小学6年生。苦手なもの弱点がある。デブ・お父さん・いまだにおねしょ・水泳・運動等々。大阪で生まれ育ったのに、東京生まれの母のせいで少々自意識過剰。学校にはにっくきライバルはいるは、えこひいき先生はいるは・・・。そんな中好きな女子もいたり・・・。何とか勉強だけは頑張っているこぼん。色んな事があるけれど、親友と呼べる奴が出来たり、摩訶不思議な事件があったり、1大決心して苦手を克服するところなんて、サクセスストーリー?(ちょっと違うか)ほのぼのとした家族がいたり。何となく素早く読み終えました。
     最後には、ドドッと涙も出たりして。
    そのまた一番最後には、え・え?って終わり方だったのが・・・こぼん、それでどおなったん?って感じでしたが。

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著者プロフィール

京都大学教育学部卒業。サントリー宣伝部勤務を経て作家に。著書に小説『ビア・ボーイ』『こぼん』『ウイスキー・ボーイ』(PHP文芸文庫)、『バー・リバーサイド』『二子玉川物語~バー・リバーサイド2』『酒の神さま バー・リバーサイド3』(ハルキ文庫)。ノンフィクションでは、『マスター。ウイスキーください』(コモンズ)、『漁師になろうよ』『リキュール&スピリッツ通の本』(ともに小学館)、『食べる、飲む、聞く~沖縄・美味の島』(光文社新書)、『オキナワ海人日和』(三省堂)など多数。

「2021年 『炭酸ボーイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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