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- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104487011
感想・レビュー・書評
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J−WAVEで深夜にやってた朗読番組がきっかけで読みました。
すごく読みやすかった。
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都会の乾いた空気と、乾いたココロ。
文体が好きですね。 -
「ひかり東京行き」「麦酒店のアイドル」「消滅飛行機雲」「怪獣アパート103号」「パーマネントボンボン」「人生最良のとき」「八月のつぼみ」の7作品を収録した短編集。
個人的に好きだったのは、仕事ばかりで恋人を省みない主人公が出てくる「ひかり東京行き」と、幼い頃から自分の部屋が欲しくて仕方なかった主人公が仕事をして自分の部屋を持つようになる「人生最良のとき」、祖母の死後、祖母との生活を思い出す主人公の「八月のつぼみ」が好きです。
特に「八月のつぼみ」はつぼみ婆ちゃんが可愛いの何のって!
洒落が効いてるというか。
「人生最良のとき」は、今の自分とかぶる部分もあったりして、読みながら共感していた。まあ、仕事はちゃんとやれよと思うが。
ただ、この人の作品は短篇よりも中篇の方がすっきりとまとまっていると思う。短篇ではどうにも物足りない部分が多かった。
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