- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104507009
作品紹介・あらすじ
累計580万部「しゃばけ」シリーズ第一弾が、オール描き下ろしの新作イラストでカムバック! 遂に全てのサイズが揃いました! まだまだ続くシリーズコンプリートに向けて、ファン必携の一冊の誕生。江戸の大店の若だんな一太郎はめっぽう身体が弱く、身の周りにいる妖たちに守られている。ある夜、人殺しを目撃してしまった若だんな。下手人探しに乗り出した若だんなは初事件をいかに推理するのか!? とくとご覧あれ!
感想・レビュー・書評
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若だんないい子だなぁ
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江戸の町で繰り広げられる一太郎と妖達とのお話。
現代ではなく、江戸時代なので妖怪がでてくることもすんなり受け入れられるような。
妖怪も含めて登場人物が好きになっちゃいました。 -
金大生のための読書案内で展示していた図書です。
▼先生の推薦文はこちら
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18431
▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BB12877666 -
ファンタジー、妖怪が登場する。
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日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞を受賞した、畠中恵さんのデビュー作です。
江戸時代の描写がとても細やかで、雰囲気がよく出ています。
そして、登場する妖(あやかし)たちのキャラクターがとても良いですね。
それぞれ個性的で、その描き分けもしっかりとされていました。
妖たちのイメージが膨らむような、柴田ゆうさんの挿画も素敵。
大店の若だんなが主人公なのですが、外出もままならないほど身体が弱いので、読んでいてついハラハラしてしまいます。
語り口も軽く、殺人事件を扱いながらも、どこかほのぼのとした温かみを感じる作品でした。 -
妖怪プラス推理物。主人公が貧弱ってのが面白かった。表紙の鳴家?も可愛い。
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若だんな体弱すぎ!
生まれつき妖怪が見えてしまう体質の大店の若だんな太一郎は二人の手代(正体は妖怪)にかしずかれている。というのも、超虚弱体質ですぐ熱出して寝込んじゃう。
なぜ二人の手代が妖怪なのか、という経緯も含めて、とある事件に絡んで若だんなの出自が最後の最後で明らかになる。
文章は達者。このシリーズの続きが読みたいかというと、微妙(笑)。 -
体の弱い若だんなとつかず離れず彼を守る妖たちの関係とか、はじめはいろいろ疑問が出てくるけど読み進めれば納得。
シリーズ読み進めたら幼馴染の栄吉がどうして餡子をうまく作れないのか発覚するのかな。
普段から手代として側についている犬神の佐吉と白澤の仁吉は滅法強いかと思いきや、今回あまりよい活躍が出来てなかった。
いずれ大活躍してくれるだろう。
シリーズを重ねるたびに若だんなの体調も良くなっていきそうな予感。
上野界隈が舞台みたいだから、聖地巡礼みたいなこと出来そうだなぁ。