しゃばけ

  • 新潮社 (2001年12月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784104507016

みんなの感想まとめ

妖が見える若だんなが主人公の物語は、江戸時代の薬種問屋を舞台に、彼が妖たちと協力して殺人事件を解決していく様子を描いています。物語は、若だんな一太郎が襲われた事件をきっかけに始まり、彼の出生の秘密と関...

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。

    何故か子供の頃から、妖が見え、普通に暮らしてきた薬種問屋の若だんなが殺し屋に襲われて死にかけたあとから、江戸の薬種問屋が次々に殺される怪事件に巻き込まれる。
    その事件の真相は若だんな一太郎の生誕の秘密と関係があった。
    一太郎と妖たちの軽妙なやり取りや幼なじみとの友情などほっこりとした場面も多く楽しめた。
    シリーズ化されてるみたいなので、今後も読んでみます^_^

  • 薬問屋の若だんなが妖たちと協力して、殺人事件を解決してく物語。
    妖の姿が見えて話が出来る若だんなと妖たちとのやり取りがおもしろかった。
    最初は頼りなく体の弱い若だんなだなと思っていたけど、人にも妖にも優しく、自身の出生の秘密など困難を乗り越え成長していく姿が頼もしく見えてきた。
    最後は手代の妖より、強くてかっこいい若だんなさん、立派でした!

  • 妖が見え、身守られてもいる若旦那。薬を求めてきた客に襲われるが、その後同じような事件で薬種屋が襲われていき。

    前から気になっていたシリーズ。体の弱い若旦那と幼い頃からそばについている妖の手代二人。いかにも頼りない若旦那は、当初ボソボソと愚痴ともつかぬ感じで話すので、どうかなという感じもあったけど、徐々に胆力にあるところと、他人への思いやりも見えてきていい感じのキャラクターと思えてきた。

    妖や菓子屋の永吉とのやり取りも良いテンポで、シリーズの作品も読んでいきたくなった。

  • 初めて畠中恵さんの「しゃばけ」読んだ。作品名も作者名も出始めの時から知っていたけど今になってやっと読んだ。このあと続々とヒットが続いているけどその魁の作品、さすがに面白い!一気に読み終えた。二昔も前に出た本だけど全然色褪せてない。食わず嫌いだったのが勿体ない気持ち 笑。

  • 江戸の大店「長崎屋」の一人息子「一太郎」。

    生来、体が弱くすぐに寝付いてしまう一太郎の出生の裏にある
    大きな秘密と、妖が見える謎が血生臭い事件と絡み合いながら
    人と妖の世界を楽しく、切なく、一気に惹き込んで見せてくれる
    しゃばけシリーズが大好き。

    妖よりも恐ろしい人の世界。
    人の欲にはきりがなく、時に自分の身さえ滅ぼしてしまう。

    100年を過ぎ大切にされてきた"物"には魂が宿り、付喪神へとなる。
    人が不老不死の夢を見るように、"物"は付喪神になることを願う。

    命あることはとても大切で、本能としても"生きる"ということを
    欲してしまうけれど、根幹だけに囚われて
    欲で目の前が見えなくなってしまうのは本末転倒でとても切ない。

    限りある時間を大切にしながら、その時間を周りにいるみんなと
    穏やかに幸せを持ちつ持たれつしながら大切に生きたいなと
    しゃばけを読むたびに心から思う。

    生きる命、生きたいと願った命、生きて欲しいと願われた命。
    すべてすべて大切で、生を受けるということは
    うれしいことばかりではないけれど、今ある命も、消えてしまった命も
    すべてが交わって1つの世界であることを忘れずにいたい。

    一太郎の優しさがすべてをあたたかく解いてくれるといいなぁ。

  • とうとう「しゃばけ」シリーズを読むことにした。
    体の弱い薬屋の若だんなと愉快な妖たち。一太郎はほとんど寝たきりという程体が弱いという割には、結構しっかりとした考えや知識を持っていて、頼もしいとまではまだ言えないが、今後シリーズを読んでいく上で好感の持てる主人公だった。周りの妖たちがまた愛すべきキャラクターばかりで、続きを読むのが楽しみだ。
    早速、家で物音が聞こえたら「鳴家だな!」と思うほど影響受けやすい私(笑)

  • <目次>


    <内容>
    『しゃばけ』シリーズ第1弾。なるほど、面白く、謎も伏線からうまく書けている。ちょっと前半がたるいかも知れないが…。

  • しゃばけ
    畠中恵

    しゃばけシリーズ①

    ∞-———————∞

    若だんなは身体が弱くてみんなから甘やかされて育つ。それは両親だったり、妖だったり。
    子供の頃から妖の手代が兄替わりで、他にも色んな妖が見えてしまう若だんなにはそれが普通で、他の人は誰もそれを知らない。

    そんな若だんなの周りで殺人事件が次々起こる。それも殺されるのは薬種屋ばかりで下手人はそれぞれおかしなことを言っていた。
    そして、若だんなの出生の秘密がすごかった。その時に使われた薬が、下手人(墨壺)が探していたものだった。

    さり気なく妖と知らずに一緒になってる人もいたりするのかも?
    それにしても、松之助の存在が可哀想すぎる。

    2025/05/11 読了(図書館)

  • だいぶ続刊が出てるので、本当に今頃なのだけど。
    Twitterで見た鳴家のかわいいかわいいイラストに惹かれて読み始めました。
    イラストを裏切らない、魅力的なキャラクターと面白いお話。
    途中からわくわくが止まらなくなって後半一気に読み上げました。

    続きも楽しみ!

  • 三島屋シリーズみたいなゾクゾク怖さはなく、平和な気持ちで読める。他の方も書いてるように特に前半はのんびりした内容。一太郎さんが病弱なのがかわいい。母性本能をくすぐられる。100年経つと付喪神かぁ。江戸時代の凝った細工物、いいですね。

  • 今までに読んだことのないジャンルで、江戸時代の登場人物と、その時代の言葉で物語が進む話(フィクションだけど歴史小説みたいな)。なんでこの本を借りようと思ったのか、記憶をたぐりよせてみるとNHK『グレーテルのかまど』でこの本と、おかきが紹介されていたからだったように思う。
    こわごわと読み始めてみたけれど、意外とこれが面白い。主人公は朝の連続テレビ小説『らんまん』に出てくるような大店の若だんな、一太郎。一太郎にはなぜか妖の手代が二人付き添っていて、なにかと面倒をみてくれる。そんな一太郎が殺人事件の犯人(下手人)と鉢合わせし、その後も命を狙われて…というあらすじ。
    なんだかハリーポッターの日本版?と思うくらいに、展開がわくわくするし早く先が知りたいという気持ちにさせてくれる。妖という人間ではない存在と、人間が力を合わせて戦うという展開は鬼滅の刃のようでもあり…。ぐいぐいと引き付ける文章力はこの作家さんの力量さんだろうなあ。そして表紙の絵がかわいらしくて、この妖怪はこれかな?などと見比べて考えるのがまた楽しい。日本の江戸時代の日常を知ることができるのも楽しい。火事に対する備えとかぼてふりとか。
    この先、シリーズがたくさんありそうなので楽しみがひとつ増えてうれしい!

  • 個性的な妖(あやかし)たちの魅力は言うまでもないことだけど、冒頭の江戸の夜の闇の濃さの描写にぐっと引きこまれました。

  • シリアスなものが苦手なわたしはこれぐらいのポップか小説は読みやすくて楽しかったです。
    学園ものとかが好きなので江戸時代を舞台にしている感じはあまり好みではないかなと思っていたのですが、読んでいると登場する妖達とのほっこり可愛い感じに癒されました。

    シリーズものになってる理由もなんとなくわかりました。妖達が可愛らしくなってきます。

    最後の話のオチとしては弱いので、推理的どんでん返しみたいなのは期待してはいけません。

  • 体の弱い若旦那と妖怪たちの謎解き物語。若旦那体弱くて頼りないけど、ハートフルな感じ。

  • 魅力的なキャラとか出生の秘密とか黒幕との一騎打ちとか......こういう「お約束」って、やっぱり楽しい。エンタメの原風景を見た思い。無性に続編が読みたい。

  • 面白かった!完全に引き込まれた。江戸が舞台で妖が出てくる話は新鮮だし、様々な人や妖たちの関係や、長崎屋の秘密、謎が解けていく過程がよかった。

  • 笑うだけで命が危うくなるほど病弱な若旦那、一太郎と、彼を取り巻く妖怪たちが、謎の薬を求めて起こる連続薬問屋殺しの謎を解く時代物。

    少し興奮すると発熱して寝込んでしまう体ゆえに、砂糖よりも甘い両親に溺愛されている一太郎は、裕福ゆえ世事には疎いけれども、実はものすごく強い人。人間に化けて彼を守っている手代の犬神と白沢なんか目じゃない。

    一見妖怪たちと若旦那のほんわか人情モノ、に見えて、“どうにもならないこと”をどうにかしようとすることと、どうにもせずに受け入れること、の強さを突きつける物語。

  • 病弱な若旦那 過保護な両親 そしてもっと過保護な妖怪たち・・・

    おもしろいです。

  • ドラマになったのを見て、いつか原作を読もうと思っていました。ドラマも面白かったですが、原作も面白かったです。しかし、最後若だんながおたえさんに何と言って松之助さんを助けたのか描いて欲しかったと思います。

  • すっかり大好物になっているしゃばけシリーズ、2作目からは全制覇しているがこの処女作は映画をちらっと見たのみ。そうかそうか、長崎屋の物語はこうしてはじまって、一太郎の出生の秘密はこういうことね!やっとはっきりわかった。だからこんなに病弱で、妖たちに守られているのね。なんか、まだ、鳴家のキャラがいまと違って、初登場で「お帰りなさいまし」なんて戸を開けてくれたりするからずっこけちゃった(笑)最初はきゅわきゅわしてなかったのね。。でも仁吉佐助一太郎はぜんぜん違和感ない。よほど作者の頭のなかでは長く練り上げられていたキャラだったのかもなぁ。わくわくするねえ。これを1作目に読んでいたらさらに感動したろうな、こんなに続きが読みたくなるストーリーに出会えて。出端はひと死にの多い事件だったんだなぁ。いやあいいよ、数あるベットルームディテクティブのなかでもやっぱ一番すきな設定かも。聡明で驕らず勇気の使いどころに長けた若旦那。それを守る登場人物(登場妖?)の魅力も含めて。いまや押しもおされぬ大人気シリーズ、新しいお話が待ちきれない一人です!

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「聡明で驕らず勇気の使いどころに長けた若旦那」
      上手い!
      若だんなの良いトコロを簡潔に言い表してる。
      「聡明で驕らず勇気の使いどころに長けた若旦那」
      上手い!
      若だんなの良いトコロを簡潔に言い表してる。
      2013/04/15
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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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