しゃばけ

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2498
レビュー : 403
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507016

感想・レビュー・書評

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  • 一年のうちで元気な日より寝込んでいる日の方が多いという若旦那。
    この世で大事なものは若旦那だけというお守り役の妖し。病弱な息子をどこまでも突き抜ける程甘やかす過保護な両親と同じように構い倒す妖仲間たち。
    そんな彼らの気持ちを受け止めつつ、なんとか独りで立とうとする若旦那がとても可愛いです。
    うちにも鳴家が何匹か欲しいです(笑)

  • ほのぼの妖怪物語...?肩の力を抜いてのんびり読めます。「ほのぼの」か、「テンポが遅い」かは、読むひとそれぞれじゃないかな。人間に化けた(?)過保護な妖怪たちに守られた病弱な若旦那が事件を解決していくとゆーストーリー。妖怪=京極というイメージが強いからか、それを期待して読むと違和感を覚えるかもしれません。でも、京極って妖怪書きじゃないよなあと思うので、妖怪の話としては、こっちのほうが好き。

  • 「しゃばけ」シリーズの第一作。以下続刊中。活字倶楽部の、その年のマイベストか何かで知って読みました。読んだとき、これは続く本(シリーズ化される)だなと思った。息継ぎが上手そうだったから。若だんなに手代たち、鳴屋に・・・と多彩な面々が良い。

  • 若旦那のキャラクターは憎めないし、妖怪たちの性格設定もうまいけれど、淡白。
    もう少し勢いがあれば楽しく読めるのですが。

  • 大人気となったしゃばけシリーズの第一弾!!病弱体質の若旦那が妖怪達とともに事件を解決したり難題にとりくんだりとユーモラスな作品となっています。このシリーズを読むたびに私は和菓子が食べたくなってしかたがなくなります。おんなじ人がいないかしらん。

  • なんか理想に近いよ!?
    若だんなと妖の会話もいいし、手代が何よりいい!!

  • (2007.02.02読了)(拝借)
    かみさんが買ってきて、娘息子が読んで、面白いと言うので、お父さんも読み始めました。シリーズで既に5冊出ているとか。
    カバーの絵や各章の頭に入れられたイラストが内容を補ってくれるのか勝手な想像を制限してしまうのか意見の分かれるところかもしれません。
    僕にとっては、イラストを見るだけでも、つい楽しくなってしまいそうです。イラストは著者の畠中さんのものかと思ってましたが、「柴田ゆう」と書いてありました。
    内容については、既に多くの人が書いているので詳しくはそちらを参照してください。
    小野不由美の「悪霊シリーズ」に宮部みゆきの江戸人情物をプラスして超常的ミステリーを展開するという感じです。体の弱い若旦那(一太郎)が、事件の謎解きをするのですが、情報を持ってくるのは、日限(ひぎり)の親分こと岡っ引きの清七と鳴家(やなり)と呼ばれる子鬼たちです。鳴家は、一太郎には見えるが、普通の人たちには見えません。鳴家への褒美は、甘いお菓子です。
    一太郎は、薬種問屋を任されているのですが、この本では、薬種問屋たちが次々と殺されてゆきます。犯人は捕まるのに、同じような事件が続きます。事件のもとは、大工の使う墨壺であることが分かります。古い墨壺なので、古い道具類につく「付喪神」にもうすぐなれそうだったのが、壊されたために付喪神になれず、事件を起こしていたのです。
    それが「しゃばけ」ということです。この本のミステリーの本筋は、一太郎がなぜ妖怪たちに守られているのかと言うことです。
    そのことは、事件の進展とともにだんだん明らかになってゆくし、一太郎自身も命を狙われる原因でもあります。
    ☆文章の一部を紹介します。
    (若旦那と手代が睨み合う場面)
    そのまま睨み合うこと、しばし・・・。
    中に挟まれた格好の火鉢の達磨が冷や汗でもたらしそうな沈黙が、部屋に満ちていた。どちらも口を開かない。(274頁)

    著者 畠中 恵(はたけなか めぐみ)
    1959年 高知県生まれ、名古屋育ち
    名古屋造形芸術短期大学卒業
    漫画家アシスタント、書店員を経て漫画家デビュー
    「しゃばけ」で2001年度の第十三回ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞
    (2007年2月14日・記)

    (「BOOK」データベースより)amazon
    江戸の大店の若だんな一太郎は17歳。一粒種で両親から溺愛されているが身体が弱くすぐ寝込んでしまう。そんな一太郎を守るべく、手代に身を替えた犬神・白沢、屏風のぞきや小鬼が身の周りに控えている。ある夜、ひとり歩きをした一太郎は人殺しを目撃してしまう。あやかしたちの力を借りて下手人探しに乗り出すものの…。心優しい若だんなと妖怪たちが繰り広げる愉快で不思議な人情推理帖!第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。

  • 時は江戸時代。病弱ですぐ寝込むもやしっ子で箱入り息子の大店の若旦那と愉快な妖怪たちの物語。手代の佐助と仁吉もかっこいいし(感覚の微妙なずれ方がたまらない)、しいたげられてる屏風のぞきはかわいいし・・・妖怪好きにはお勧め。あと「若旦那」という響きに弱い人にもお勧めです(笑)

    シリーズで続きが出てるそうなので、早速読み薦めます!!

  • 佐助と仁吉がいい、過保護っぷりがいい。
    しかし京極の影響が強すぎて妖怪というものに違和感を感じてならなかった。

  • 人気のある時代小説化ということで読んでみました。しかしデビュー作だからなのか小説が下手というか・・・物の怪が見える病弱の若旦那が殺人事件に巻き込まれるというストーリーはちゃんと考えてあるみたいなのに、主人公が活きてない感じがします。三人称でちゃんと文章にできてない感じ。

  • 心優しい若だんなと妖怪たちが繰り広げる愉快で不思議な人情推理帖!第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。

  • しゃばけシリーズ第1弾。可愛くて面白くてちょっとホロリとくる話。登場人物達も魅力的です。和みます。

  • 若だんなと過保護ぶっちぎった手代達のやりとりが面白いシリーズ(え)鳴家かわいいです。そして「空色のビードロ」の松之助兄さんにはほろりときます。松之助兄さんも好きだ!!

  • アヤカシ満載の江戸謎解きもの。一太郎も手代達も素敵です。

  • シリーズ第一弾。
    病弱な若旦那の傍にいる手代の正体は実は・・・!
    怪奇ものか?と思いきや謎ときもの。

  • ちょっと変わった妖怪小説。
    お江戸の若旦那とそこに集まる妖怪達とのやり取りが面白い。
    妖怪が人間臭くもあり、でもやはり妖怪なんだと思わせる言動に、読んでるこっちは引き込まれます。
    シリーズ最初の作品。ここから楽しいお江戸妖怪ライフが始まります。
    こんなお江戸なら一度覗いてみたい。
    こんな妖怪達なら一度会ってみたい。

  • ちゃんとした歴史小説は初めて読んだ気がします。
    個性豊かな妖たち。
    次の本も読んでみたいです。

  • ハードカバー版です。しゃばけシリーズの記念すべき幕開けですね♪

  • がんばれ、若だんな。

  • ほのぼの妖怪小説といったところでしょうか(笑)。
    身体が激弱な若旦那と、その若旦那を超過保護に守っている妖怪二人(?)がメインです。
    ほのぼのした方はこの本お勧めです。

  • 友人から薦められた本。やっと読めた。
    色々な妖怪が出てくるが、変わった登場人物として楽しめた。
    体が弱いくせに、心は強い若旦那が奮闘している。
    全ての登場人物が愛らしく、特に気に入ったのは鳴家。
    現在はシリーズ化しているので、機会があったら全て読みたい。

  • 妖怪ものは好きですが、いまいち軽くてがっかり。ほのぼのとした雰囲気は好ましいけれど、重厚なおどろおどろしさはない。アットホーム妖怪探偵譚といった体か。とはいえミステリー要素も軽い感じ。

  • 遡ってやっと読んだシリーズ第1弾。後の短編集よりぐっとシリアス調。人間も妖も、それぞれ悩んで学んで、その後あの「のんびり大騒ぎ」な毎日が続くと思うと、味わい深いものが。逆に読んでいって正解だったかも。

  • 不可思議な事件を次々と引き起こす、娑婆気に囚われた妖と戦う身体の弱い薬種問屋の若旦那と彼を見守り助けるたくさんの妖達の江戸時代の捕り物帳といったところ。はかなげな鈴彦姫やらかわいい子鬼の鳴家(やなり)やら、妖怪達がいっぱい登場。身体は弱いけど心優しく芯の強い若旦那が大活躍。

  • かわいい!
    若旦那可愛い!
    巷説と豆腐小僧としゃばけでセットにしたい!
    世界観が違うけども。

    かわいいなああああ。

  • 若だんなシリーズ1作目。
    著者は、もともと漫画家を目指していたらしい。腹違いの兄の存在だけが、あるのだが・・・これを読んだら是非次の「ぬしさまへ」を読んで貰いたい!

  • 新潮社のパンダもらえるシリーズにもなってる本です。

    妖怪?と若旦那の話。

    ハマる人が多いってことで読んだんですけど
    私はそこまでハマれなかったです。。

  • 家鳴がかわいい!!
    登場人物も微笑ましいキャラが多くて良かった。このシリーズは続けて読みたいと思う。

  • ちょっと抜けた妖怪たちとほんわかした若旦那がほほえましい。まんがにしても面白そう。

  • 江戸の大店、廻船問屋長崎屋のおそろしく病弱な若旦那が、お付きの手代の妖と直面した謎解きをする物語。コミカルに描かれた妖怪達の姿も楽しく、ふんわりとした読み口も心地よい。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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