- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104507016
感想・レビュー・書評
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虚弱な大店の跡取り息子、一太郎と妖怪たちの交流が面白いです。
何ゆえ生まれたときから妖怪がいて、一太郎にだけ見えるのか。
その謎は作中で明かされますが、そんなことが気にならなくなるほど周りの妖怪たちが当たり前のように登場しています。
以前新潮社の文芸雑誌で読んだことがあったのですが、今回続けて読んで事件の概要がわかりました。
最後でまたひと悶着あるのですが、この続きは次巻となるのでしょうか。 -
すごいすごい、妖が、ゾロゾロ!
そして、また美味しそうな和菓子が!
病弱な主人公だけど、
結構ヒーローになってたよ(笑)
大福が食べたくなってきたなぁ -
するするっと読み終えた。読んでて愉しゅうございました。
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読み始めてから終わりまで一気!
妖いろいろ出てくるのも江戸の頃の描写も言葉使いも大好きなので、ニヤニヤしながら引き込まれっぱなし(o´∀`o)
サラッと知らない言葉が紛れ込んでるけど、前後の文章からなんとなくこういうことかしら?と想像出来るのが多いので、読んでる時はそのまま読み流してたけど後からきちんと言葉を調べて「ふむふむ!」てなったり。
考えこむような難しい内容じゃなく、軽く楽しむべき摩訶不思議なお話♪
たーのしかったぁあああ!
図書館で借りたんだけど欲しくなってしまった…あわわ))
手代の2人が人気ありそうだけど、若だんなイイよ若だんな! -
ずっと気になっていた時代物畠中恵作品。 宮部みゆきとも少し違う世界観。 人間界以外の者とも交流できてしまう主人公。 本作品では妖の悪さを退治していく過程で 虚弱体質の主人公が心身共に成長していく姿を素直に応援できる。 情が深く、それを素直に表現できる主人公と そんな彼を守ろうとする家族、友人、妖達。 自作以降も読んで行きたい。
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高校のとき読書会なるもので仕方なく読んだのですが意外や意外!
おもしろかったです
江戸を舞台にした妖怪と若旦那の日常。
謎解きもおもしろいし、和な雰囲気いいです -
娑婆気(しゃばけ)
俗世間における、
名誉・利得などのさまざまな欲望にとらわれる心
国語大辞典「言泉」(小学館)より