しゃばけ

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2495
レビュー : 403
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507016

感想・レビュー・書評

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  • いろんな妖が出てきておもしろかったです!個人的には鳴家の小鬼が好き☆カワイイ♡読みやすくていっきに読んじゃいました(^ ^)

  • 大店の病弱跡継ぎ息子と妖怪が事件解決するお話。
    江戸時代という時代設定と妖怪がわらわら出てくるというシチュエーションにしてはすらすら読めて、読書が苦手な人でも数日かければ読めるかなと。
    シリーズ物らしいので続きが読みたいかも。

  • ドラマ化もされた有名所。今になってようやく読んでみた。
    色々な妖怪たちが登場。

  • 「しゃばけ」とは「娑婆気」=俗世間における、名誉・利得などのさまざまな欲望にとらわれる心、だそうです(本誌より抜粋。国語大辞典「言泉」よりとのこと)。
    第13回日本ファンタジーノベルズ大賞優秀賞受賞作品。

    江戸の世。廻船問屋・長崎屋の若旦那・一太郎は心配性の両親や店の者の目を逃れ外出した帰り道、暗闇の中で人殺しの現場に出くわしてしまう。犯人に追いかけられるものの、妖怪らの助けを借りてその場はなんとか逃れられた。幼い頃から病気がちで床に伏せがちな一太郎には何故か妖怪の姿を見ることが出来、また妖怪・犬神と白沢は祖父に連れられてきてからずっと佐助・仁吉という人間として一太郎の側におり、店勤めをしてきているのだった。
    翌日、店を訪れた岡っ引きの清七から話を聞いてみると、若旦那の目撃した状況と違う部分がある。しかも若旦那に危険が及ぶのを心配した佐助たちが妖怪らに調べさせたところ、殺された大工の棟梁の大工道具が無くなっているという。違和感を覚えた一太郎は妖怪らにそのまま調べてもらうのだが、ある日怪しい客が「命をあがなう薬」を求めて店に現われ、案内をした若旦那と仁吉を突然襲ってくる。
    その後に連続して起こる事件の犯人たちがこだわり続ける『香り』そして『薬』。いったい何が起きているのか…

    ミステリ風・時代物ファンタジーの第1作目です。
    ミステリで妖怪物で江戸時代物でファンタジー。ちょっと欲張り好きじゃないかい?ともいえるジャンル大盛状態ですが、全然ムリ感が無く自然に読ませる作品。それだけでも十分賞賛に値するんですけど、それ以上に面白い!続編シリーズが出てるのも頷けます。面白いもんなーv
    本格ミステリや謎解きはありませんが、事件の情報を人間側(岡っ引き)と妖怪側(鳴家など妖し)から得て導き出す流れはなかなかのものです。
    病弱で死に掛けること数度、親にも手代らにも甘やかされてほぼ箱入りな若旦那ですが、中身はけっこう豪胆。頑固で芯が通った青年です。その辺り、今どきのヒーローっぽいかもしれませんね(笑) 懐にはいつも甘いお菓子が入ってたりもするし、佐助・仁吉らの甘やかしっぷりも微笑ましいv 出てくる妖怪たちも若旦那が大好きで、脇でわきゃわきゃしてる感じがかわいらしいよ!
    心残りは佐助と仁吉の本来の姿=犬神と白沢が出なかったことです。次作で、その大物妖怪っぷりが見れればいいなーっと期待してます。
    あ、あと幼馴染の栄吉さんの菓子職人としての腕前も!がんばれ!

  • 2012年

  • おもしろかったー

  • 若だんなと妖怪たちのほっこりストーリー。
    しゃばけシリーズはやっぱりこの一巻目が好きです。

    時代小説ってよりはファンタジーとして楽しめる作品。

  • 発想は面白いのだが、ファンタジーにありがちな「何でもあり」臭(この本の場合「香」かな)がして、興ざめでした
    3.8点

  •  江戸時代の通町(江戸・日本橋の近く)、体の弱い若だんなと彼をとりまく妖(あやかし)たちの物語。
     病がちで友人は、近所の菓子屋の後つぎだけという若だんな・一太郎。育ての親というか、(実の親は健在)間近でいっしょに過ごしている手代二人は、妖、しかも、どうも身分の高い妖らしい。と、いうのは、妖が見える一太郎の周りには、小妖怪がちょろちょろするのだけれど、彼らはみんな手代二人に一目置いている様子。
     そんな一太郎が、禁じられている夜歩きをして帰り道に人殺しに出くわしたところから話ははじまります。

     シリーズものなのかな、一連におもしろそうなタイトルの本を出しているな~、と気になっていたら、今年は賞をとってしまった。そこで、というわけではないけれど、たぶんこれが1冊目?というのを読んでみました。
     江戸時代の風俗や、豪商の若だんなを含めた人々の言葉づかいなどがゆったりしていて、全体に余裕を感じます。江戸時代を舞台とした小説は、けっこう読んでいるけれど、ここまでみんな若だんな風に「~だよ」「~ねえ」とかって話す人がたくさん出てくる本は初めてです。最初は、手代までそんな風に話すので違和感を感じたのですが、豪商となると、手代も余裕があるのかなぁ。それとも妖だから、なんだか感覚が違うのかなぁなどと考えました。
     話におもしろみを加えているのが、その妖のずれっぷり。若だんなが大切で、とにかく彼を守ろうとする手代二人。二人とも、妖が人間に化けて手代として働いていて、その働きぶりも立派なのですが、端々で、人間の感覚とのずれがでてきて、苦笑するやら危ういやら。若だんなといっしょに「あれあれ」という気分になります。

     のんびりとした雰囲気はありますが、ことは人殺しが関わってくるので、状況は緊迫していきます。そのなかで、“箱入り息子”として育った一太郎が出す決断がみごとです。 シリーズものだとしたら、この一太郎のその後が読めるのでしょうか。同じ作者の別の本も読んでみたいと思います。

  • 紹介文では面白そうと思ったのだが、風俗説明ばかりで物語がなかなか進まず。物の怪やあやかしが主題なのに怖さも神秘な雰囲気もほとんどなくて、途中で飽きた。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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