うそうそ しゃばけシリーズ 5

  • 新潮社
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本棚登録 : 2056
感想 : 265
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507054

作品紹介・あらすじ

日本橋の大店の若だんな・一太郎は、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいた。その上、病だけでは足りず頭に怪我まで負ったため、主に大甘の二人の手代、兄・松之助と箱根へ湯治に行くことに!初めての旅に張り切る若だんなだったが、誘拐事件、天狗の襲撃、謎の少女の出現と、旅の雲行きはどんどん怪しくなっていき…。大好評「しゃばけ」シリーズ第五弾。

感想・レビュー・書評

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  • <目次>
    なし

    <内容>
    長編。若だんなは箱根へ湯治。しかしお湯に入ることなく、山の神と比売神と天狗たち、村人との諍いに巻き込まれる。謎もあり、活劇シーンもあり、面白かった。

  •  若だんなが箱根へ湯治に行くことに!ところが序盤から2人がいなくなったり、待遇のいい?人攫いに会ったり……。全然湯に入ってないどころか、若だんなが今までで一番動いているという(皮肉にも)。
     誰かの役に立ちたい、自分の生きている意味とは、を守られてばかりの者、比売様と若だんながそれぞれ考える回だったのかなーとか。仁吉と佐助も少しは若だんなのひとり立ちを押してほしいけど、なかなかに……(笑)
     雲助の新龍さんがなかなかにいい人だった。一応人なんだよね?

  • 湯治に出かけた若だんなに降りかかる災難、事件。地震の原因ははたして?箱根の山を舞台に物語は展開する。

  • 久しぶりの長編
    相変わらずおもしろかったー
    若だんなの優し気な口調いいよね、そりゃぴりっとした状況でも緩くなっちゃうよね

  • 978-4-10-450705-4 c0093\1400E

    うそうそ
    しゃばけ 5

    2006年5月30日 発行
    2007年6月10日 12刷

    著者:畠中恵(はたけなか めぐみ)
    発行所:株式会社新潮社

  • 馴染みもある箱根の温泉へ湯治に行くお話。旅ものは基本設定ともよく馴染んで良かったです。

  • 好きなキャラクターの松之助兄さんの出番が多くて嬉しい。自信のない人の揺れる気持ちと地震の関係は駄洒落ぽくて良い。旅の支度のところは荷物が細かく書いてあって勉強になった。

  • 自分が情けないって思ったことあるかなぁ

  • おもしろくなかった。

    千年も生きてきたくせに会ったこともない若だんなに勝手に嫉妬して、会うなりドングリをぶつけるなんておかしい。こういう甘ったれたキャラ大嫌い。

  • 前作前々作よりも面白い。
    若だんなの周りの者達が妖だから解決できた話。
    それでも、若だんながいたから平和に解決できたのかもしれない。
    全体的に伏線が甘い気もするけど、このシリーズだから許せる。
    お比女ちゃんにはまた登場してもらいたいね。

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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