いっちばん しゃばけシリーズ 7

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1808
レビュー : 208
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507092

感想・レビュー・書評

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  • しゃばけシリーズ第七弾五編。《いっちばん》日吉の親分の悩みを聞く若だんなの様子に、長崎屋の離れに集まる妖たちの勘違いから若だんなを元気にさせようと、慰める物について相談し集めようとするが、その過程の妖たちの騒動。《いっぷく》長崎屋へ訪れた西岡屋と小乃屋の江戸出店に絡み、近江商人小乃屋の跡取り息子の七之助が提案した、長崎屋・西岡屋・小乃屋の三店による品比べを行う事になるが、近江商人の七之助が若だんなは気になる。《天狗の使い魔》若だんなを利用しようと、大天狗の六鬼坊は寝ていた若だんなを、攫うが……。

    《餡子は甘いか》老舗菓子屋の安野屋にて実家の菓子屋三春屋を継ぐ為修行中の栄吉は、倉に忍び込み砂糖を盗もうとしていた泥棒八助を捕らたのだが、安野屋の主人は盗みを許し雇うことにする…その友人彦丸に安野屋の娘おくみが惚れて…。《ひなのちよがみ》大火により紅白粉問屋一色屋は、店の存続が危くなり孫娘のお雛が長崎屋を訪れ、商品の販売方法を変えるのに必要な千代紙の手配に、若だんなの父藤兵衛の助言を得るのだが、またまた問題が起きて……。

    シリーズが安定し、前作の伏線を拾うことができるようになり、ますます面白く楽しめる。

  • 八助は救われないのかしら。救われてほしいなあ。
    冬吉は、よかったね。こちらまでうれしくなっちゃったよ
    若だんなのからだが強くなる日はいつの日か

  • しゃばけシリーズ⑦

    ・いっちばん
    スリを捕まえるお話
    ・いっぷく
    品比べのお話
    ・天狗の使い魔
    若だんなが天狗に攫われるお話
    ・餡子は甘いか
    栄吉の修業先でのお話
    ・ひなのちよがみ
    一色屋の建て直しのお話

  • 幼なじみの栄吉は家を出て他店に修行に行ってるし、兄は結婚して家を出たし、ややさみしい若だんなでしたが、それでも騒動は続きます。
    スリに品比べに天狗にさらわれ、そのたびにやはり寝込んでしまう始末。
    そう言えば今作で前に三途の川で出会った男の子と再会。気になっていたのでよかったです。
    しかし、寝込まずに一人前になりたい若だんなの願いがかなうのはいつでしょうかね。

  • 「餡子は甘いか」が特に好き☆栄吉が頑張る姿にぐっときますね。「ひなのちよがみ」もおもしろい。日限の親分が出て来るような事件物もわくわくするけど、こういう和やかな日常を描いたお話は癒されます。

  • しゃばけシリーズ第7弾!

    「餡子は甘いか」、「ひなのちよがみ」が特に好きです。
    みんながそれぞれの道に進み、若だんなも寂しくなりましたが、若だんなも少しずつ何かを学んでいる様子。
    仁吉も、佐助も、そういうことを考え始めたのでしょうか・・・

  • 気負わず読めていいね。

  • しゃばけシリーズ。第7巻。短編集。いっちばん・いっぷく・天狗の使い魔・餡子は甘いか・ひなのちよがみ。
    やなりが可愛い「いっちばん」、品比べの結果にどきどきな「いっぷく」、次々起こる問題が若旦那のやさしい気だてで意外な結末を迎える「天狗の使い魔」など。
    仁吉と佐助が影となり日向となり若旦那を守るいつもの光景と、離れで巣くう愉快なあやかしたち、若旦那のおぼっちゃま育ちが心をすすいでくれるような上品な物語たち。お雛ちゃんや栄吉が主役級の短編もあって面白い。

  • シリーズ4冊目読了。読み終わった後に、ほっとする作品。

  • しゃばけ7。いつもの面々がいつものように大騒ぎ。短編。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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