いっちばん しゃばけシリーズ 7

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1808
レビュー : 208
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507092

感想・レビュー・書評

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  •  「しゃばけ」シリーズの第7弾。
     若だんなを取り巻く環境は随分と変わってきましたが、世界観とキャラは揺るぎなく安定しています。安心して楽しめる感じで。
     それでいて各短編のテイストが少しずつ異なり、飽きさせないよう工夫されてることに素直に感心しますね。
     ただ、この巻では妖たちの活躍が少なすぎるのがちょっと物足りないか。

  • 大好きなしゃばけシリーズ!

    お雛ちゃんの厚化粧の秘密が明らかになる(^O^)

  • 若だんなを元気づけるために贈り物競争を始めた妖たちが
    最近話題になっている掏摸を捕まえるのに貢献する「いっちばん」
    長崎屋が商売相手と品比べをすることとなり
    相手の七之助の行動が気になる「いっぷく」
    管狐との再会を願う天狗にさらわれた若だんなは
    さらに狐に恨みを持つ狛犬にも目を付けられる「天狗の使い魔」
    奉公先の菓子屋で砂糖泥棒を弟弟子に持った栄吉は
    その才能に嫉妬して菓子作りをやめようとする「餡子は甘いか」
    厚化粧を落としたお雛に言い寄る秀二郎に対して
    元からの許婚だった正三郎は納得行かない「ひなのちよがみ」
    装画:柴田ゆう 装丁:新潮社装丁室

    しゃばけシリーズも7作目です。
    ばらばらに動いていた妖たちが出会った結果
    掏摸を追い詰める表題作は上手い。
    出来すぎ感はあるけれども
    こういう風に綺麗に収束される物語って好きです。
    「餡子は甘いか」では己の菓子作りの才能に限界を感じつつも
    それでもやめられないのだと思い知る栄吉の
    逡巡と思い切りに応援したくなります。
    自分にはむいていないかもしれないと思いつつも
    諦めきれないものがあるというだけで羨ましい。

  • 相変わらず周囲の妖達や人々の騒動に巻き込まれる若旦那。
    今回はそんな若旦那の周囲や若旦那自身にも少し変化のある話でした。

  • 栄吉さんの修行先でのお話やお雛ちゃんと正二郎さんのその後。
    面白かったです。天狗と管狐のお話もおすすめ。相変わらず家鳴りにメロメロです。はい。

  • 面白いのか面白くないのか・・・微妙。

  • 今回も面白かった!若だんなが主人公じゃない話も多かったけど、今回は逆に深くてよかったんじゃないかなー。管狐と天狗の話が好き。

    【図書館】

  • 摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいる日本橋大店の若だんな・一太郎に持ち込まれるは、訳ありの頼み事やらお江戸を騒がす難事件。
    お馴染みの妖がオールキャストで活躍する「いっちばん」、厚化粧のお雛ちゃんの素顔が明らかになる「ひなのちよがみ」の他三編を収録。
    大人気「しゃばけ」シリーズ第七弾。

  • 栄吉の修行のお話好きです。これくらいの変化が若旦那にもそろそろ必要なんじゃないかな。
    最近のしゃばけシリーズは「若旦那がちょっと大人になる」系が多いですが、実際あんまり変わってる気はしません。こうしなきゃとかああなりたいとかいう気持ちの描写がちょっと漠然としてます。このまま日常の些細な変化を書き続けるのか、物語として具体的な終わりを書くのか、それが気になる。
    若旦那の内面や兄やの過保護、妖との関わり方にももっと変化があってもいいと思うんだけど、読者にとっても作者にとっても重要すぎていじれないのかもしれませんねー。

  • しゃばけシリーズ第七弾

    「いっちばん」「いっぷく」「天狗の使い魔」「餡子は甘いか」「ひなのちよがみ」の5篇。

    栄吉の修行先でのお話、「餡子は甘いか」
    安野屋で修行することになった栄吉の今までで一番の挫折。お菓子を作ることさえさせてもらえない。おまけに、弟でしは、器用でなんでも自分よりうまくこなしてしまう……。「畜生……」といって大泣きする栄吉を、何も言わずただ見ている一太郎のシーンが好きでした。
    何かをやり続ける事が出来る栄吉。早くうまいお菓子を作れる栄吉を見たいものです。彼ならきっと。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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