ころころろ しゃばけシリーズ 8

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1979
レビュー : 270
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507108

感想・レビュー・書評

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  • 読後だいぶ経ってしまってるけど今更ながらに感想を。

    と言ってもほとんど忘れてるー。
    続きモノなのでほとんど意地になって読んでる気もする。
    つまり少々マンネリ気味(読者的立場が)。

    「けじあり」がちょっぴり異色でしたねー。
    あれ?このお話し、なんかおかしいぞ!?
    しゃばけシリーズを読みなれてるからこその違和感。
    まさに「けじあり」。

    でも、やっぱ、ちょっと飽きてきちゃったので
    ここらでひとつ若だんなに大人の恋、してもらいたいなー。
    妖や兄や達に守ってもらうばっかじゃなくて
    可愛らしい女性に頼られて守るカッコ良さ見たいなー。

    …って、それじゃ、若だんなじゃなくなっちゃうか…。

  • 神様の悲しい愛の物語。神様の時間軸と人間の時間軸から生れた悲恋物語。それに巻き込まれた若だんな。神様 断えるんだ~。

  • しゃばけシリーズ第8弾!
    ある日突然目が見えなくなってしまった若だんな。目の光を取り戻そうと,若だんなのまわりは大騒ぎ…!今回も,読むとほっこりした気分になれました。

  • 今年の一月に図書館で予約していたものがやっと一昨年回ってきました。
    読み始めたら数時間で読了。

    全5篇からなる本作。
    こうして独立した幾つかの短編が少しずつ結ばれて一つになった一冊、と言うのは読後の余韻が気持ちイイですね。ああ、まとまった。すっきりした。そんな読後感です。

    今回は正に時の流れ、ズレ、浦島太郎現象をちょっとずつちょっとずつ刻まれる内容でした。人間の私でもありますからね。大人になるにつれ、一日、一月、一年が早く感じられるようになり。これがまた更に年を重ねていくと、今度は逆に時間がゆったりと流れているように感じられるんでしょうか。

    生き急ぐ、なんて言葉がありますが。渦中にいる当の本人にはわからないことですよね。基準は己の時間、感覚だけ。

    本作では不本意ながら世話を焼く仁吉、と言うのに非常にニヨニヨさせていただきました。大変おいしくいただきましたよ!
    そして佐助の男っ振りに照れたり(笑)

    ああ、でもやっぱり皆揃って一緒にわいわいやっているのが一番好きです。寛朝さんもすっかり馴染みのファミリーみたくなって。

    全体的に甘酸っぱいような切ないような、キュンとくる一冊でした。

  • このシリーズ、頭が疲れているときは気分転換にちょうどいい。

  • 「しゃばけ」シリーズの第8弾の本作。


    若旦那の目が見えなくなった!!!!
    という大事件を
    いろんな角度から切り取った短編集となっている。


    若旦那の為に奮闘する兄やの仁吉と佐助は、当たり前だが、
    当の若旦那が居ない所で、厄介事に巻き込まれ、
    奮闘している仁吉と佐助の姿は新しく、
    彼らの新たな一面が見られるw

    それにしても、相変わらず鳴家たちはかわいい。
    お菓子大好き鳴家たちは、今回も食い意地貼りつつ頑張っている。

  • まずタイトルが好き。
    わかだんなのように素直に優しくというのは生まれ持った性質でしょうか?

  • しゃばけシリーズの、ええっと8冊目?もう8冊というべきか、まだ8冊というべきか。本当に人気シリーズになりましたよねー。

    ・まだ若旦那が12の頃のこと。日限の親分が連れてきたお沙衣は、母親の目を治すために7つの宝玉を集めるのだと言う。最近越してきた目医者が生目社を再建するために必要だと話しているらしいのだが…――『はじめての』
    ・若旦那の眼が突然見えなくなった!元に戻すために兄やも父も奔走したいところだが、間の悪いことに店では大問題が起きていたのだ。それは、伊勢のある藩のお武家様から贈答の荷(干物)を長崎屋の船で運んで欲しいと頼まれたことから始まった――『ほねぬすびと』
    ・若旦那の目を治すために必要な玉。それを持っている河童を探す仁吉だったが「河童をかじって悪鬼になる」という小ざさという人形憑物の女の子と同行することに。しかし面倒事も同行者も何故だかどんどん増えてきて…――『ころころろ』
    ・小間物屋・多喜屋の帳場机に毎日「けじあり」と書かれた紙が置かれる。はて?と不可思議に思う佐助だったが、妻・おたきが鬼を見、しかも退治するのだと言って聞かない。なにかが、おかしい…?しかし何が?――『けじあり』
    ・若旦那の眼が治らないのに業を煮やし、兄やらはとうとう生目神を捕まえた。目を返してくれるように頼むと神は問答をすると言い出す。物語のつづきを見事言い当てたら、という条件に妖らは張り切りだした。――『物語のつづき』

    計5作の短編集です。

    今回は「若旦那の眼の光」に関わる事件が主題。でも1話目から目が見えなくなるわけじゃない…あたりの構成が憎いなぁ。あれが無ければ最終話に重みが消えてしまっていたと思うのですよ。
    仁吉と佐助の奔走記も大層面白かった(特に仁吉。普段困らないタイプなので非常に面白い。離れの妖たちも同じ気持ちだったのだろう/笑)のですが、最終話「話のつづき」がなんとも…人でない者たちの視線から見ると、そうなるか!確かに理不尽極まりないよね鬼退治…。それを考えると一寸法師あたりの解釈も見てみたい気がします。ああ、でも真似しそうだなぁ鳴家たち(笑) 針の剣にお椀のお船…かわいい…

  • 若だんなの目が見えなくなって、仁吉と佐助がそれぞれ頑張る話。
    妖怪多め。でもやっぱり最後は若だんなの推理が冴え渡ります。

  • 読む順番を間違えた(ゆんでめてを先に読んじゃった)とはいえ、

    また夢オチかよ。

    と思わずにはいられない一冊。

    いや、佐助がまさかの同棲してる話がね…。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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