ころころろ しゃばけシリーズ 8

著者 :
  • 新潮社
3.81
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本棚登録 : 1968
レビュー : 270
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507108

作品紹介・あらすじ

摩訶不思議な妖怪たちに守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいる江戸有数の大店の若だんな・一太郎。ある朝起きると、目から光りが奪われていた!その理由は、空前絶後のとばっちり?長崎屋絶体絶命の危機に、若だんなが名推理。だけど光りの奪還には、暗雲が垂れこめて-。佐助は妻と暮らし始め、どうなる、若だんな?絶好調「しゃばけ」シリーズ第八弾。

感想・レビュー・書評

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  • 『しゃばけ』シリーズ第8弾。短編5作の連作。
    生目神様という神様に、目の光を取られてしまった若だんな。
    若だんなの目の光を取り戻そうと、兄やたちが奔走する。

    妖中心のファンタジーでありながら、人の心や世がさらっと深く描かれているのが好きv

  • 相変わらず体が弱く寝たり起きたり寝たり寝たりの若だんな一太郎
    12歳の時のお話から始まり、突然に目が見えなくなってしまう
    目が見えないながらも、難問を解決する一太郎
    一太郎を救うため、仁吉、佐助の頑張り、相変わらずの鳴家たち
    ちょっと切なくってやさしい、相変わらずのしゃばけの世界
    楽しかった

  • シリーズ8作目。惰性読みになってきた。若だんなは結構な大事件が起きても、いつもぽややんと落ち着いてることだなぁ。話のオチが読めるのもあって、安心感よりちょっと退屈が勝ってきた。

  • 短編集のように書いた長編。
    今まで読んだしゃばけシリーズでは一番面白い。
    神・人・妖各自考え方も生き方も違うところが上手く組み合わされて人情味溢れる話に出来上がっている。

  • 面白かった! 短編が全部で一つの話になってるのって、長編より読みやすい( ´∀`)
    神様と妖と、力は同じくらいとは思わなかったな。神様の横暴に腹立てる兄や達、頼りになる〜

  • 第八弾
    短編集

    はじめての
    十二歳坊っちゃんの初恋。言えずに終わる。

    ほねぬすびと
    若だんな目が見えなくなる。解決しない。
    何年も前の「はじめての」生目神社の神様が関連。
    屏風のぞきと碁をする若だんなの目の代わりに碁石を碁盤に運ぶ鳴家が可愛い。

    物語のつづき
    解決編

  • やっと借りられました「しゃばけシリーズ」最新刊。病弱な若だんなが、目覚めると周りが暗い。「まだ夜なのかしら?」と思っていたら、実は目が見えなくなってしまっていて…という話。一作一作は短編ですが、若だんなの目を治すというテーマがあるので連作短編集、という事でしょうか。シリーズも進んでくると、若だんなを主役に話を進めると目新しさが無くなるので、今回は視点が色々と変わっているのが変化?光を失った理由が、ちょっと苦しかったかなあ。

  • 目が見えなくなった若だんな。
    どうしたら光を取り戻せるか、手掛かりを求めての、
    5編の連作短編集。

    はじめての・・・事の発端は若だんな12歳のとき。
    生目社の再建に関わる事件と母娘の葛藤、そして初恋!

    ほねぬすびと・・・目が見えない!周囲が心配するも、
    今度は店自体が不可思議な干物事件に巻き込まれ、
    不自然な若だんな心配する始末。

    ころこころ・・・河童を探す仁吉は思わぬ者たちに頼られ、
    面倒に巻き込まれてしまう。だが、目的の場所は、
    彼らが向かうところと同じ場所!?

    けじあり・・・女房と共に店を切り盛りする佐助。しかし、
    この違和感は?そんな悩める彼の前に現れた者とは!

    物語のつづき・・・神様ホイホイwで
    事件の原因の神ゲット!光を取り戻すために、
    対峙する若だんなたち。

    相変わらずの話の展開です。鳴家大活躍!

  • ○ころころ
    しゃばけシリーズ第8弾
    短編でそれぞれ独立してはいるが、とある神にまつわる1本のお話。

    「はじめての…」
    目の医師がやってきたが、神社を建てるために七宝が必要だと言いだし、目の悪い母親のために一人の娘と親分が一太郎の元へとやってきて…

    「ほねぬすびと」
    一太郎の目が見えなくなった!それと同時に、干物を船で運ぼうにも2度も消えて困っているという武士が長崎屋に訪れ…

    「ころころろ」
    一太郎のために玉を探し仁吉が出かけるも、妖へと変わった人形姿の子供や、妖が見える子供までまとわりついてきて…?

    「けじあり」
    佐助のお話…のはずが、妻がいて店を持っていて、一太郎の事を考えないなんて様子がおかしい!

    「物語のつづき」
    生目神様を罠に仕掛けて物語の続きを当てる合戦が始まる…

    以下引用
    『おたきが何かを見て、怖く思ったのは間違いなかろうと思うのだ。
    ならば、何が正しくて間違っているなどという事を話しても、時の無駄というものであった。
    おたきは今、慰めてほしいのだろうから。』
    佐助が最高に優しく格好良くて惚れます…

  • 一太郎の12才の時からの因縁の神様生目神,若だんなの目が見えなくなったからさあ大変,最後は落ち着くところに落ち着くが,えっそんなことでとすれ違いの悲しさが残った.

  • はじめての→若だんな、目が見えなくなる

  • しゃばけシリーズ⑧

  •  今回は、若だんなの目は見えなくなっちゃうし、仁吉は子どもやら妖やらのお守をするはめになるし、佐助は鬼退治しないといけなくなっちゃうし、てんやわんやです。

  • 幾つかの話が入っているんだと思って読んで行ったら、最初から最後までピタリと繋がる話だった。ちょっと目から鱗。
    今回は、ちょっぴり切ない話が多かった様に思う…
    そんな中、相変わらず家鳴達が可愛くてホッとさせられた。
    みんながみんな、若だんなが大好きで、そんな若だんなも優しく真っ直ぐなのが『しゃばけ』シリーズの良いところ。

  • 若だんなの初恋があったり女の人にフラれたと思って拗ねてる神様がいたりで今回も面白かったです。相変わらず鳴家はかわいい。

  • しゃばけシリーズ、久しぶりに再開してみます。

    おなじみの面々に、ほっとします。
    しかし、大事な若旦那の目が見えなくなってしまうのですから
    妖たちもいつも以上に大張り切り。
    特に、仁吉、佐吉の兄やたちは力が入ります。

    ドタバタし過ぎてまとまりがないなと思うものもあったけど、
    私は「けじあり」が一番面白かった。

    鬼になってしまった「おたき」の心の内に、しみじみした。
    悲しい出来事がそうさせてしまったのか、
    軽いホラーのようでよかった。
    佐助ファンが増えたのでは?

    そういえば、「こころころ」の「小ざき」や「万太」も悲しい過去があった。

    今回は、若旦那の目の問題より、こっちのほうが心に残った。

  • しゃばけシリーズ第八段。


    はじめての
    一太郎が12才の頃の物語。
    目を悪くしたおっかさんのために自ら七宝を集めることを決意した女の子お沙衣との出会い。


    ほねぬすびと
    「骨盗人」とは相手の骨折りを盗む人。ただ働きさせる人のことだという。
    ある朝、いきなり目が見えなくなってしまった若旦那。長崎屋の皆はいつもの如く大騒ぎ。
    だが、そんな中、長崎屋に少し面倒な依頼が持ち込まれる。何でもこれまで三度も運ぶのに失敗している干物を長崎屋の船で運んで欲しいというのだが…。。


    ころころろ
    若旦那の目を治すために奔走する兄やたち。今回は仁吉が主人公。
    玉のことを知っているかもしれない河童探しに出た仁吉。早く目的を果たして若旦那の元へ帰りたいのに、次から次へと助けを求めてやってくる面々。日本人形に憑いた妖、小ざさ。妖を見ることができるために、見世物小屋に売られた万太。万太のために見世物小屋に捕まってしまった妖たち。


    けじあり
    生目神を探して、広徳寺に生目神が寝ていたという箱枕があることを知った佐吉。
    その箱枕には妖が憑いており、人を喰らうという。若旦那のために、佐吉は夢の中へ。


    物語のつづき
    神用捕り罠なるものを作り、ついに生目神と出会えた一行。
    しかし、この神がこれまた頑固者というか偏屈者というか…。
    若旦那の目を治すことをかけて、問答をすることになる。
    それは、誰もが知るおとぎ話の物語のつづきを当てるというものだった。

  • 2014.9.25再読
    しゃばけシリーズ第8弾

    若だんな、初恋?目が見えなくなる⁉

    • はじめての
    若だんな12才の出逢い
    品陀和気命 [ ほむだわけのみこと ]
    読めませんっ!
    これは序章だった…七宝は何処へ?

    • ほねぬすびと
    干物盗っ人は河童?
    小さいおっさん 何をした⁉
    お武家の岩崎様とキレものの息子(今回は名前だけ)また後で出てきそうな予感
    佐助に忘れられた五徳 扱い雑笑
    玉 3つ (内2つは間違え)

    • ころころろ
    保育士仁吉 笑
    見目麗しい仁吉の腕には可愛いお人形さんが!
    若だんなの手紙に仁吉 ホロリ
    広徳寺に小僧が増えたよ 万太だって
    玉1つゲット

    • けじあり
    佐助と奥さんのラブラブ暮らし…の夢オチ
    生目さん ふらふらし過ぎ‼
    玉1つゲット

    • 物語のつづき
    ちょっww神用捕り罠って!兄や達のアホッぷりに久しぶりにニヤリ
    そして、捕まる神…アホー!
    捕まえた生目神との 物語の続き当て大会 勃発…桃太郎 不憫だわ 笑


    日の本の神さんは 自分勝手だな〜 笑
    神さんなのに 時間の流れの違いが分からないとか、神様でも万物には通じないか…
    白択は神獣でも神じゃないのか???
    犬神は神じゃないのか???
    う〜ん?

  • 日本神話を一度じっくり読みたい。神様も人間っぽいところあるなぁ

  • しゃばけシリーズ 八弾

  • 面白い~。

  • 2012.04.29

  • いつもながら気持ち良く読むことが出来る「しゃばけ」シリーズ。こんなにひ弱なヒーロー(?)って今までいたかな、と考えさせる長崎屋の一太郎がいいね。

  • 仁吉と佐助、それぞれメインの作品があって面白い。

  • 「しゃばけ」シリーズ第八弾。摩訶不思議な妖怪たちに守られながら、江戸有数の大店長崎屋の離れで暮らす病弱な若だんなが、聞き慣れない音で目が覚め夜明け前だと思うが、なんと目から光りが奪われて目が見えなくなってしまった、長崎屋を揺るがす災厄に妖たちは……。久居藩の岩崎という武士より困ったお願いごとを持ち込まれていた長崎屋は、さらなる受難にてんやわんやの大騒ぎ。手がかりを求め奔走する仁吉は、思わぬ面倒に巻き込まれる。初推理、幼き日の若だんな・一太郎が経験する淡い初恋物語も収録される。何故失明したのか疑問。

  • 病弱な若だんなが、更に目を患って見えなくなったからさあ大変。
    どうやらそれは生目神のせいだと言うから、さすが長崎屋の手代兄や二人が奔走します。
    若だんなの十二の頃の話は、ちょっとだけ初恋風味。
    私の中でツボだったのは、生目神に捧げるお宝を集める際に他の妖たちに頼られた仁吉の「私の育て方は間違っちゃいなかった」と自画自賛するところ。長崎屋の若だんなからの文を読んで、若だんなのあまりにも素直で優しい心遣いにじーんとするのです。確かに若だんなの真っ直ぐさは、うらやましいくらいです。
    そして、生目神と人との恋話には、人の世ならぬものの悲哀がありました。
    人ならぬものの時間の感じ方の違いは、前々作辺り(うろ覚え)での桜花の話でもありましたが、今度は仁吉が「大丈夫です、我らはずっと、側におりますからね」と返答します。
    その心中、いかばかりか。

  • なんだか切ない巻だねぇ。
    一期一会のときをたのしくいきるためには、精一杯生ききるしかないんだろうねえ
    おいてけぼりは嫌だわ。
    共白髪を経てぽっくり死にたい。

  • しゃばけシリーズ⑧

    ・はじめての
    若だんなの初恋のお話
    ・ほねぬすびと
    長崎屋が干物の配送を任される話
    ・ころころろ
    仁吉が面白いことになるお話
    ・けじあり
    佐助が夢の中に入るお話
    ・物語の続き
    生目神に若だんなの目の光を返してもらうお話

  • 今回もやっぱりおもしろかった☆なんといっても、家鳴がかわいすぎる♪しゃばけシリーズは裏切らないっっ!!

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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