ゆんでめて しゃばけシリーズ 9

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1825
レビュー : 232
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507122

感想・レビュー・書評

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  • 「しゃばけ」シリーズ第9弾。
    屏風のぞきが行方不明になり、若旦那が悲嘆にくれるシーンからスタート。
    今回はちょっと不思議な分かれ道のおはなし。
    「弓手」か「馬手」か、もしあの日、別の道を選んでいたら。。。その先はどうなっていたのか。
    些細な選択がその後に大きく影響したとしても、進んでしまった時を戻すことはできないし、選択の時点に戻ることはできない。
    からこそ、最後の最後にああ、良かったと胸をなでおろした。
    久々にシリーズの中でもいい味出してた一冊だったと思う。
    ほっこりした温かさや、にんまりする瞬間や、しんみり染み入る切なさを感じさせてくれるこのシリーズが大好きです^^

  • 時が前後してるので何でだと思ってたんだが最後合点がいったな。良かった屏風のぞき。鳴家は相変わらずかわいい。

  • 私は時々、畠中さんの本で迷子になります。
    理解力と物覚えの悪さから来るんだと思うんだけど。。。

    で、今回もあれれ? どういうこと???
    これは誰だっけ?ってなったわけです。

    でも、これが作者の狙いだったとは!?

    不思議な題名の「ゆんでめて」
    「ゆんで(弓手)=左」「めて(馬手)=右」
    がわかった途端、なるほどと膝を打ちました。
    とっても面白かったです。

  • 2014.9.27-10.06再読
    しゃばけシリーズ第9弾
    ifもしも あの時あの方に会わなければ……そんな時もあるかもしれない

    屏風のぞき好きな私には基本悲しい話ので評価は低めですが、こーゆーパラレルな事も有りだと思います。

    ・ゆんでめて
    あの時から4年。松太郎4才。
    消えてしまった屏風のぞきを探しに若だんな頑張ります。
    鹿島の事触れ 権太

    屏風のぞきファンは泣く。

    ・こいやこい
    あの時から3年。松太郎3才。
    小乃屋七之助の許嫁 千里 を見分けて、かなえさんを嫁に貰おう!
    若だんなの恋

    ・花の下にて合戦したる
    あの時から2年。松太郎2才。
    みんなでお花見!in 飛鳥山
    楽しいね〜
    生目神様の時間はどうなってるの?

    ・雨の日の客
    あの時から1年。松太郎2カ月。
    大雨増水避難避難。
    佐助vs禰々子河童=恋?笑

    ・始まりの日
    あの時の事。
    生目神の図らいでもう一つの道に進めました。
    そして、、
    あの日々が無かったことになりました。

    屏風のぞき達が戻ってきたのは もちろん嬉しいが 何か大事な出逢いを逃したような…むむう 複雑だ
    今後の4年間の歩みに注目!

  • 「町名主さん、早くこっちの話を聞いちゃくれませんかね。店とはもう関係ない男がしゃしゃり出てきて、鬱陶しくってならねえ」
    「どっちが八津屋と関係ない者か、誰でも知ってらぁな。そうでしょ、町名主さん」
    「きょわーっ」
    二手に分かれていたはずの言い合いは、今や混じってしまって、誰が誰に返答をしているのかも、定かではなくなってきた。

    今回のお話は、初めから残酷で、
    しゃばけシリーズ初の悪夢にも等しい。
    最後の大どんでん返しは、神の力の成せる技!
    少しずつ成長している一太郎と、家鳴りに注目です。

    2014.9.2

  • しゃばけシリーズ第9弾。弓手(ゆんで)が左、馬手(めて)が右の意味。左に行くつもりが右に行ってしまった事から、大事な妖の友を失ってしまう。短編の話が、今回は4年後から始まり、3年後、2年後と時間をさかのぼっていく構成。虚弱な若旦那が成長していくいままでとは違う雰囲気。好みが分かれると思う。

  • 新しい妖達も登場し、ますます面白くなってきました。

    これからの作品への伏線も幾つかあり、次回作を読むのか楽しみです。

  • 屏風のぞきがいなくなった!?

    若旦那が弓手、つまり左の道へ進むつもりであった。なのに、右へと駆けていったのだ。

    ここから始まる。

  • う~ん…

  • 2012.04.08

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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