ゆんでめて しゃばけシリーズ 9

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1827
レビュー : 232
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104507122

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。肩がこらずにすらすら読めて楽しかった。

  • 師走から年始にかけて、仕事に忙殺される日々からの逃避だろうか、しゃばけシリーズを最初から9冊も読んでしまった…!
    9冊目は、ちょっと悲しかった…。
    でも、ちゃんと最後はめでたしめでたしで良かった^ ^

  • あの時、あっちを選んでいたら。

    と思うコトは多々あるけれど。
    ココロはホントに自分がイイと思うモノを知っている。

  • はじめ、時系列がちょっと分かりづらかったが、最後まで読んで納得。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/5090623.html

  • 最初は????の連続で、巻数を間違えて読んだかと思いました。パラレルだったのね。うーん。いつも通りのしゃばけシリーズが、わたしはすきです。
    2013.10.09

  • 「しゃばけ」シリーズ第九弾、五作の短編集。第一話『ゆんでめて』・『こいやこい』と、付喪神の屏風のぞきに関わるストーリーが、第五話の『始まりの日』で第一話当日に戻る、不思議な展開でマンネリ化を避けたのかややこしく、第三・四話『花の下にて合戦したる』桜の化身の姉妹と若だんなの母おたえを守る守狐参加の飛鳥山での花見騒動・『雨の日の客』付喪神の鈴彦姫が稲荷神社で病気がちな若だんなの本復を願う百度参りで襲われたところを救う長身の女の正体などの、良い話の印象が薄まり残念。

  • 若だんなが兄のお祝いに外出したとき、うっかり左ではなく右の道を進んだことによって起こる話でした。
    四年後に起きた事柄からどんどん話は遡っていくのですが、右の道を選んだことによって悲しい別れも。
    そして、本来の左の道を選んでいたら。
    最後はほっと胸をなでおろすのですが、左の道では出会わない人々との話が遠ざかっていく感じは、惜しいような気もします。
    人との出会いは一期一会。
    物語の中だけではなく、違う道を選んでいたら、と思うことはあるのです。

  • 人生は日々選択の連続で、選ばなかった道の先を知ることはできない。
    主人公の若だんな;一太郎の人生、果たして「弓手(ゆんで)=左」か「馬手(めて)=右か。」

    屏風のぞきが本当にいなくなってしまうのではないかと思い、はらはらしながら読んでいました。
    5つの物語を通じて、ようやくひとつにつながります。
    まさかこんな風に時空をテーマにしたお話が出てくるとは。
    最初の4つの物語は、「馬手」に進んだ一太郎の人生。
    結果的に「弓手」に進む一太郎にとっては、幻の人生・物語となってしまったわけだね。
    幻にしてしまうにはもったいないけれど、屏風のぞきの屏風を修理に出さなければ出会わなかった物語。
    でも、火事のタイミングもずれるんですね。
    大雨のエピソードとか、お花見とか、「弓手」の人生ではどのようになるのでしょう?
    大雨は、一太郎の選択にかかわらず起こるような気がするのですが。

    しかし、「馬手」を選んだ一太郎が、比売命を追いかけた後、何があったのかは気になるところです。

  • 読み始めたときは「???」となりましたが、読んでいくうちに「なるほど」となりました。
    出会うはずだった人と出会わなくなったのは残念ですが、若旦那の大切な仲間が無事だったことにひと安心でした。

  • 表題「ゆんでめて」の若だんなの迷走っぷりに苛々。4年後から段々に遡っていくという構成で、もしもあの時、という分岐点まで。飲み込むまで気持ち悪かったが最後はなるほど、と。しかしモヤっと感は残る。大切な友の妖は戻ったが、代わりに出会えた人や妖との縁は、この先また結ばれるのだろうか。神様のうっかりで道を違えて、神様の思惑でそれが正される。人妖入り乱れての花見は楽しげだった。かなめとのやり取りも。あれが幻となったのは、なんともせつない。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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