ひなこまち しゃばけシリーズ 11

著者 : 畠中恵

• 新潮社 (2012年6月29日発売)

感想・レビュー・書評

[housekeeperzさんの感想 · 2013年3月5日]

おなじみ「しゃばけ」シリーズの第・・何弾だろう？調べたら11弾だそうです。もうそんなになるんだ・・・

まあノリとしてはいつも通りな感じ。いい方は悪いですが格段目新しいことがあるわけでもなく。若干マンネリ感を感じないでもない。あと、なにがどうってわけでもないけど少し読みづらさを感じた。なんていうか文章があっちこっちに散漫なというか情景が読み取りづらいというか。気のせいかな？これまではそんなことなかったんだけど。。

[yankobaさんの感想 · 2013年2月25日]

いつもながらの光景が繰り広げられるが若旦那がちょこっとたくましくなったかな？

オチが今ひとつ弱い気がするのがちょっと残念。

[ひいかさんの感想 · 2013年2月22日]

ろくでなしの船箪笥、ばくのふだ、ひなこまち、さくらがり、河童の秘薬を収録。

「助けてください」と書かれた木札を手に入れてから、次々舞い込む困り事。若だんなは誰かに必要とされて嬉しそう。

別々の話が一つに収束していく様が楽しい話。

屏風のぞきより仁吉の方が常識っぽいこと言ってて驚きました。
場久さんのキャラが好きです。

[minami-ponさんの感想 · 2013年2月17日]

次が出たらまた読むとは思います。
けど確認みたいなもので、惰性で手に取る感じです。
ワンパターンもマンネリも長くなればあるとは思うけど
一冊の中で何がしか山場（惹きつけるもの）がないのは辛い。

[tmcaさんの感想 · 2013年2月14日]

図書館での順番待ち、長かった〜。
シリーズなん作目？ややマンネリ気味だけどやっぱり楽しめる。

[ykeikoさんの感想 · 2013年2月13日]

お馴染みの長崎屋若旦那の江戸時代ファンタジー。
今回は悪夢を食べる場久(バク)の噺家の話が面白かった。
そろそろ若だんなもお年頃、素敵な恋をして欲しい。

[◇マルベック男爵（九州在住のワイン好き）◇さんの感想 · 2013年2月2日]

こないだ畠中さんの●さくら聖・咲く（＊政治家秘書の話）を読んだ。
して、今は、●僕僕先生シリーズ全六巻の⑤先生の隠し事を読んでる。

♪仁木さんと畠中さん〜
♪聖シリーズとしゃばけシリーズ〜
↑比較するものでは無いのは重々承知だ(´･Д･)」

でも、同時期に読むと、やはり、しゃばけシリーズ（＊全１２？１３？）最新巻は圧倒的だと再確認♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

長期物はどうしてもキャラが増えてしまうから、お初の方は大変だろうけど、でも！
しゃばけシリーズは素晴らしいと思うな☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆

巻ごと微妙に書き方を変えてる辺りが流石です♪───Ｏ（≧∇≦）Ｏ────♪

原則、俺的に、シリーズものは１レビューしかしないのだけど・・
でもコチラ圧巻に素晴らしい！

オススメです！
＊但し！一巻から順次読む事だけは強いたい(・Д・)ノ

[のあのあさんの感想 · 2013年2月2日]

しゃばけシリーズ第11弾
体は弱いけど勇気と優しさのある
長崎屋の若だんなが
妖(あやかし)たちに囲まれながら
家族、ご近所に起こるちょっと
不思議な出来事を解決していく

楽しそうな若だんなと妖たちの
歴史ファンタジー

そろそろしゃばけシリーズの
若だんなの事件解決ほのぼの感も
お腹いっぱいぎみ…
若だんなに次の展開があったりしたら
いいなぁ

[ミキさんの感想 · 2013年1月20日]

しゃばけシリーズ。第11巻。短編集。ろくでなしの船箪笥・ばくのふだ・ひなこまち・さくらがり・河童の秘薬。
木札に書かれた助けてくださいの文字が、若旦那の優しい心をとらえる、本作全部に出てくるキーワード。貘初登場。「ゆんでめて」とリンクするかの花見や狸ｖｓ狐の話や、ねねこの登場など、読みながらデジャブがわき起こったり。随所に出てくる小道具（船箪笥・背守りなど）に江戸時代の面白さがあってよい。

[tamausaさんの感想 · 2013年1月19日]

ひさびさにちょっと面白かったかも。でもシリーズひとつ飛ばし読みしてるなり……

装画・挿画 / 柴田 ゆう
装幀 / 新潮社装幀室
初出 / 『小説新潮』2012年1月号〜5月号。

著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第１回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」