魔羅節

  • 新潮社 (2002年1月18日発売)
3.35
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784104513017

みんなの感想まとめ

物語は、岡山の陰々とした昭和の風景を舞台にした短編集で、独特の語り口が魅力です。岡山弁の一人称と、それを取り巻く地の文が絶妙に絡み合い、作品全体に岩井志麻子らしい独特の雰囲気を醸し出しています。特に印...

感想・レビュー・書評

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  • どれも声に出して呼んでいいのか躊躇うタイトルを集めた短編集。
    岡山弁の語りという一人称と、それを捕捉したり嘲笑ったりするような地の文とで岩井志麻子だものと感じる本。
    特に好きなのはおめこ電球。妄想と思いとが反転し、主客が反転し、虚実が反転し、さらに時間も反転する。この語りに信頼をしている分気持ちのいい騙され方と余韻。

  • 久しぶりに読んだ『魔羅節』。
    明治時代の岡山、貧しい田舎の因習漂う短編8話。
    夢か現か幻か、
    幻想と現世の境目が分からない…
    きょうてぇって言葉がピッタリの作品でどの作品もほの暗い。
    最初に読んだとき真っ先に思ったのが
    『私、この時代、北海道に生まれた女でよかった~』←ブルゾンちえみ風(笑)
    でも・・・あの時代、岡山の田舎に生まれなくてよかった。
    ほんとにそう思った。
    あの時代の岡山怖い!!ガクガクブルブル, アワ((゚゚дд゚゚ ))ワ
    独特の世界観のある話。
    一番印象に残ってるのが表題作の『魔羅節』

  • 資生堂オイデルミン…

  • 陰々とした昭和の岡山を切り取って描く短編集。
    どれも受難に身を任せる話で救いがないけれど、その暗さに安心するときもある。

  • 一気に読んでしまいました。面白かったです。 流行のスピリチュアルではありませんが、一種の霊関係の書籍とも言えるのではないでしょうか。この小説に限らず、昨今の殺人などの凶悪事件にしても、憑依、霊などは、事件を的確に表現する手段としては必要なのかもしれないな。 作家の岩井女史はどのような人なのか興味を持ち、ユーチューブなどで拝見させていただきましたが、うーん。面白そうだと思いました

    • muさん
      一気に読んでしまいました。面白かったです。

      流行のスピリチュアルではありませんが、一種の霊関係の書籍とも言えるのではないでしょうか。こ...
      一気に読んでしまいました。面白かったです。

      流行のスピリチュアルではありませんが、一種の霊関係の書籍とも言えるのではないでしょうか。この小説に限らず、昨今の殺人などの凶悪事件にしても、憑依、霊などは、事件を的確に表現する手段としては必要なのかもしれないな。

      作家の岩井女史はどのような人なのか興味を持ち、ユーチューブなどで拝見させていただきましたが、うーん。面白そうだと思いました。
      2008/05/27
  • 足首折れたのは。痛。

  •  ありえませ〜ん。

     方言だったらOKなのか?

     なんでこれが普通に流通してるのか不思議。ある意味最高だあ!

     ビレバンに岩井志麻子コーナーあったかなあ。
     読む日野日出志。

  • 「ぼっけいきょうてい」「岡山女」はここに載せてないのでそんなに昔に読んだものかとびっくりしております。”平成の女横溝”僻地のミステリーが巧いです。わずか3〜4時間で読んでしまった読みやすさ 田舎特有の集団意識・エロチズム。流石 志麻子さん。この本はエロ80%昔..一昔のきっと本当にあったんだろう(と思わせる)拝みや様・雨乞い・子売り・夜這いをさらっと 語っております。各題名も放送禁止用語もりだくさん。人間が一番怖いです。

  • 生臭いです。表題からして。らしいといえばらしいですが、あまり爽やかさを求めて読んではいけないですね。

  • 短編集

  • 030119

  • 泥臭さの境地。短編集なので一日一話で。タイトルで選んで読むのもよし!ですよ。(はは)

  • コメントのむずかしい本ですわ。でもおキレイな、学校の先生ご推薦の本では決して味わえない妙味です。心の中の暗い部分を覗き込むような、そんな本。私にはとてもインスピレーションを与えてくれます。

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著者プロフィール

岩井志麻子 (いわい・しまこ)

岡山県生まれ。1999年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。同作を収録した短篇集『ぼっけえ、きょうてえ』で第13回山本周五郎賞を受賞。怪談実話集としての著書に「現代百物語」シリーズ、『忌まわ昔』など。共著に『凶鳴怪談』『凶鳴怪談 呪憶』『女之怪談 実話系ホラーアンソロジー』『怪談五色 死相』など。

「2023年 『実話怪談 恐の家族』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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