- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104522019
作品紹介・あらすじ
ひと夏の狂おしく濃密な恋を描く「鶴」、パートナーを失った女性のひと夜の出来事「七夕」、別れた亭主が転がり込んだことから始まる再生の物語「花伽藍」ほか、いつか必ず別れが訪れると知りながら身を焦がしつづける女性達を鮮烈に彩り豊かに描く、珠玉の短篇集。
感想・レビュー・書評
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中山可穂さん初読
女性同士の話が読みたくて。
短編集でした。
読んでいる最中、号泣するわけでもなく、じんわりと涙がたまっていく、悲しいのか嬉しいのかよくわからない涙。
中山さんは劇団あがりだからか、芝居にしたいかんじがしました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<b>二人でいると居心地のよいさびしさの穴に嵌まっていくようで、等分の孤独を分かち合っているようで、自分には不釣合いな幸福感に怯えることもなければ、焼けつくような孤独感におののくこともなかったのである。</b>/「偽アマント」<br>
(P.156) -
8/21 この本、前によんだ。
ビアン小説。女の世界は、男にはわからんわ。 -
最後の話が好き。
表題の話はレズビアンの人が好き。 -
苦しい、辛い、もどかしい……愛の内実が、むしろ「許されぬ」がゆえに迫る、切ない1冊。
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最近、読み飽きてきたのか、「まぁまぁ」っていう位の印象。
あまり、イメージが残らなかった。