風が強く吹いている

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 1330
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104541041

感想・レビュー・書評

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  • 文句なしに楽しめた。
    十人の若者が箱根駅伝を目指す事になった。
    それぞれにある色々な思い。
    みんなをまとめていくハイジが良い。

    前半は駅伝を目指しての練習。
    後半は駅伝の二日間で、襷をつなぐために走る若者の姿に感動した。

  • 真っ直ぐ。
    読んでいると何度も胸が痛くなる。走るのは(歩くのも)大嫌いだけれど、それなりの運動部に所属していたので気持ちはよくわかる。
    人は身体と心でできていることも。心でこねくり回して迷路に入ってしまうことも、身体が意外に真っ直ぐな道を通ってくれたりもするのだ。

  • 一言で感想を言うならすごく面白かった!!!

    二回ほどある危機というか不穏な状況がちょっと
    物語に波をつけました~という感じのベタ感がぬぐいきれなかったけど
    話の大筋はさわやかで濃い友情で大好き!
    1人1人のキャラクターが生き生きとしている作品は本当に好みです
    文庫で持っていたいと思ったけど
    文庫版の表紙がちょっと残念な感じ・・・

    来年の箱根駅伝を見る目は確実に変わります

  • 竹青荘が王子のマンガ蔵書の重量に耐えたのは奇跡。
    更にルームランナーなんてやったら絶対OUTでしょう(笑)。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/8935789.html

  • 読書後、久々にこれほど長い余韻に浸れた。人はみなそれぞれのゴールを目指して、ドラマを持ち、悩み、苦しみ、生きている。挫折を味わい、逆境を乗り越え、地道に生きている。
    シンプルに走ることを通じ、ひとりで生きていける強さを持ちながら、人と繋がる喜びを持ち、無いものを妬み、羨望しながら、自分にできることをこつこつと積み重ねて生きていく。駅伝を通しながら、選ばれたもの、選ばれなかったもの、それぞれの苦しみを背負いながら、ひたすらに足を運び続ける若者達の青春群像。登場人物それぞれは自分に似ていなくても、どこか投影してしまい、涙が出るほど心から応援したくなる物語。
    北風は、旅人の服を脱がすことができず、太陽はやさしく旅人を包み込む。でも人生は、晴天の中、強い北風が吹いている連続だ。人の向く方向によって、逆光にも、見晴らしが良くも、向かい風にも、追い風にもなる。ただ太陽は輝き、風は強く吹いているだけなのだ。

  • 面白かった。一気に読み終わった。読み終わった後、なんだか走りたい気分になった。来年、箱根駅伝を見るのが楽しみ。

  • 高校の時、テニスをしていた時の私は弱かったんだなと気づいた。
    下手じゃない。下手じゃないけど試合で勝てない。何か言い訳を付けて途中で諦めてしまう。

    先生に言われた
    「勝つ気がないだろ」
    何も言えなかった。


    下手じゃない。弱かったんだ。
    強くなりたい。そう感じた一冊。


    普段走っている人でなくても、何かの励ましになる本ではないでしょうか。
    友人に勧められて読みましたが予想以上の爽快感です。
    ちなみにその時の友人の言葉が
    「ずっと走ってる本だよ」。

  • 何回感動の鳥肌が立ったか・・。今年最もよかった小説かもしれない。自分が読んだ青春小説というジャンルにおいては、比類なきナンバーワンだ。内容は、素人集団の箱根駅伝出場までの奇跡の物語。リアリティはないのかもしれない。が、信じさせてくれる、そしてなにより人生のある時期にだけ特別に放ついわゆる青春の輝きがうらやましい。仲間の大事さ、かけがえのなさがコレでもかコレでもかと伝わってきたし。また10人個々のキャラクターの描き方が抜群。タイムリーなことに先週に市民マラソン大会に友達に誘われて初めて出たのだ。5キロの道のりをぜんそくさながらの呼吸で走った。そんな経験もこの小説を読む上での押し上げになり文字通り無我夢中で読みふけった。まったく興味なかったけど、間違いなく来年の箱根駅伝を見る目が変わった。

  • 学生のうちに出会えてよかった。
    本当に部活に打ち込んだ人にしかわからない感情がある。
    それが良く表現されていて感動した。
    清瀬灰二のコーチングがすごく好き。
    無理はしないけれど甘えることもしない、本当に理想的なブラッシュアップの仕方だと思う。
    そして最大の敵はいつも自分であることや、ひとりでは頑張れないけれどチームで支えあっていくことの面白さを再確認できる作品だった。
    忘れたころにもう1回読みたい。

  • 良かったです。しをん先生が人気作家なのが頷ける。

    ツッコミどころはもちろんあれど(いや、みんな急に強くなり過ぎじゃね?とか^^;)、そんなことはいいよ。
    と思えるくらい、「物語に引き込まれたー!」とシアワセになれる読了感。
    これぞ読書。

    駅伝のくだりは、ついつい伴走している気分。
    走とハイジ以外の一人一人の心象風景を、ここで詳細に語らせたわけですね。

    キャラ立ちはどれもこれも漫画チック、ある意味類型的ではありますが、それを補う心理描写の説得力。
    走の成長に、素直に共感してしまいました。

    駅伝のラストは泣いたよ……
    何より、駅伝に興味がわいた。これってすごいことじゃないですか@@

    惜しむらくは女の子キャラにさっぱり魅力がなかったこと^^;
    作者の意図的なものか、と思えなくもないが……

    山口晃さん(好きvv)の装丁画が超素敵。
    シアワセなお話をありがとう、しをん先生。

  • 純粋に感動しました。私はスポーツにはまるで関心がなく、W杯すら一度も見なかったという非国民なんですが、素直に楽しめました。

    この小説に関してはなんの前知識もなくて、しいていえば三浦しをんさんの小説が良いということだけ聞いていたので、冒頭で駅伝の話が出てきた時には正直やめようかと思いました。
    しかし、引き込まれましたね。はじめはウォーターボーイズがちょっと真面目になったような雰囲気だと思ったし、ありきたりと言えばありきたりな青春小説なのですが、きっと著者は物凄く丹念に取材したのだろうということが伝わってきました。
    未経験and無知の私にも、駅伝がどういうスポーツでどれほど過酷なのかが少しわかったような気がします。
    少なくとも以前のように陸上経験者の前で「走るなんて、なんでそんな辛いだけの事を好んでするか理解できない!」などと暴言を吐く事はもうないと思います。というか、反省しました。
    走ったものにしかわからない辛さ、清々しさ、団結力、責任、幸福感など、とても繊細に、美しく描かれていて、思わず涙がでました。
    なぜか走やハイジのではなく、神童の走るシーンが一番心に残りました。
    私もスポーツをやっていたら、こんな感情を得ることができたのかなあ。
    どんなに理屈をこねても、身をもってしか語れないことってあるのだろうと思います。人間は頭が良い生き物だと思いますが、やっぱり本質は身体であって、その美しさを表現できるのは、最大限に使いこなせる(その為の努力をした)人間なのでしょう。
    机上の空論は机上の空論でしかない。
    堕落した生活をしている私にとっていろいろと身にしみるというか、喝を入れられる小説でした。「努力だけでは駄目」だなんて言葉は本当の努力をした人でなくちゃ言ってはいけないんだよなあ。
    無理して批判するなら、ハイジの人間性についてですかね。
    こんなによくできた人間を出していいのかと。人間ってこんなに綺麗なものかな?なんて。あと、こんなに上手くいくことってあるか?みたいな。

    まあ小説ですからね。
    これが単純なハッピーエンディングだとしても、私は割と好みです。なんといってもラブコメ好きですから(笑)

    この本を陸自関係者が読んでどう思うかは知りませんが、わたしは、特に駅伝を知らない人が読むべき本だと思いました。ただの正月の行楽行事には思えなくなるはずです。ランナーを尊敬します。
    ということで、来年の正月は最初から駅伝見るぞ!

  • いつも細切れで読んでいるのですが、面白くて早く続きが読みたくて、早起きしてまで読み進めてしまいました。
    私も走りたくなりました。
    (読み終わるまで「三浦をしん」だとおもってました、ごめんなさい)

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「私も走りたくなりました。」
      三浦しをんって、こう言うの書かせたら、ホント巧い!(私も、ちょっぴり走りたくなりました)
      「私も走りたくなりました。」
      三浦しをんって、こう言うの書かせたら、ホント巧い!(私も、ちょっぴり走りたくなりました)
      2013/07/24
  • 大好きな作品がまたひとつ増えました。
    何度も何度も鼻の奥がツンとし、時に涙があふれるほどに、
    感情移入してしまい、読了後の余韻に浸っています。
    現在、中学校で使用されている「新研究(受験用副教材)」の中に文学教材として収録されています。
    ちなみに、抜粋シーンは、きっとここだろうと思っていた場所でした。読んだ人なら想像できるでしょう。
    こんなに素敵なお話で勉強できる子供がうらやましい半面
    すばらしい作品だからこそ、純粋に楽しんで読んでもらいたいと思います。
    お勧めの1冊です!

  • アニメを見ていたので、内容は全部知っているんだけれど、箱根駅伝のとこはもう涙涙のグズグズだった。箱根駅伝は良いぞ……。
    走の心の成長、強さを知る1年が本当に充実していてこんな分量で終わっちゃうの?!ってなった。特に青竹のメンバーが最初にハイジに半ば脅されて(?!)走ることになった時に、走ることが普通であり、当然の行為ではないと走が初めて知った驚きは言葉にはしないけれどもすごい大きな気づきだったと思う。
    メンバーそれぞれ抱えているものがあって、箱根に出ることにそれぞれ意味があって、でも襷を繋いで行くことの目的は皆同じで。
    勝ち負けではない、みんなで繋ぐことに大きな意味があるって。もうその言葉だけでサッポロビールのお正月のCM思い出してしまって涙出る。箱根駅伝を見るのは正月の恒例行事なので、毎年チェックしているけれど、見え方がまた変わってきそうだし、ますます箱根駅伝が好きになった。そして走ることにも。

  • 今更?と思われるしれないけど、私にとっては今読むべき本だった!!むかーし小出くんと林くんの映画を見た。その頃若手俳優の沼に片足突っ込んでいた私は、今でこそ著名駅伝俳優の和田まーくんが、舞台をやっていたのも知っていた。

    時は流れて大学駅伝ファンになって早一年。ハーフマラソンや10kmのタイム、関東インカレ、各大学記録会、予選会。そして箱根駅伝の大手町から芦ノ湖、芦ノ湖から大手町への景色。このイメージができたから、何も知らずに映画を観たあのころの私よりもずっとずっと楽しめた。
    駅伝は「観戦」するものだと当然思っていた。20kmを超える距離を走る彼らは、1時間もの間何を観て、何を考え走っているのだろうか。そんなことも垣間見れたような気持ちになった。

    これが書かれた2007年と、現在の箱根駅伝は大きく違う。携帯電話はスマートフォンになり、インターネット上で生配信がされる。ラジオはradikoで聞けばいいし、Twitterの情報はすごく早い。当日の選手変更も、選手たちの意気込みも、ぜんぶスマホひとつ。沿道で応援する人たちは目の前を選手たちが走り抜けるその瞬間の、その前の後ろのドラマをリアルに応援できるのだ。
    葉菜ちゃん、2019年にきて一緒に応援しようよ!ってかんじ。

  • 暴力に犯罪と落ちこぼれに落ちこぼれた元陸上選手、走がハイジや竹青荘に住んでいる仲間と箱根駅伝を目指す物語。

    こんなに自暴自棄になっても、人生はやり直せるしどんなに私たちが汚点を犯しても、人生は止まらず毎日やってくる。ただただ、前を向いて全力で頑張るしかない。何か大きなもの大切なものを得ようとすると、そんな簡単にいくものではない。ひたすらもうダメだとなるまで自分を追い込みもがくことで得ることは我慢強さを教えてくれ、今後の人生においての心の筋肉になると思う。

  • 箱根駅伝を全く知らなかったが、これを読んですごくドラマチックでおもしろいことを知った。
    走(かける)とハイジのゴールのシーンはドキドキした。

  • 泣ける。理性で抑えたけど!
    スポーツに興味ないのに箱根駅伝を見ようと思わせた一冊。
    THA☆青春
    自己犠牲ものは好きじゃないけど
    もう走れなくてもいいから、走りたいとか。
    そんなチャンスがあることにも。

    寮、仲間、日々の練習、家族の不和、疎外感、ちょっとのラブとか、花火にも沢山の人にもビビるニラとか
    もうもうもう!って言いたくなるし
    笑えるとこも多い。
    走(かける)と走るの入り混じる文章で段々
    はしるんだか、かけるんだかごちゃごちゃになってきたり。

    そんな簡単に箱根駅伝に出れるなんて都合良すぎとか、区間新記録を十分で塗り替えるとか、って思いながら
    一緒に見ちゃう。頂上。

    ニコチャンの針金人形はカバーのイラストが無いと
    ただの針金だと思ってた。

    難儀なものだな、走ることを選んだ人間というのは

  • 正月の箱根駅伝好きには楽しく読めるいわばスピンオフ小説という感じ。

  • 箱根駅伝を扱った小説と言えば、三浦しをんの 「風が強く吹いている」が秀逸である。たった10人の素人集団が予選会から箱根駅伝出場をめざすという、現実にはあり得ないような設定の物語だが、個性的な学生たちがランナーとしてめざめ、真剣に箱根をめざすようになっていくさま、頂点をめざす姿に心を打たれる。

    長距離ランナーには単なる「速さ」ではなく、「強さ」が求められる。「走る」ことは、「生きる」ことそのものに重なっていく。

  • 久々に思い出して読んだ。

    泣いた。各区間で全て泣いた。

    涙脆くなったのかもしれない。それでもいい。
    本当に素敵な光景を見せてもらった。

  • 走ることをあきらめた少年がひとくせあるアパートの住人と箱根駅伝を目指す!お正月。家族と一緒に駅伝が見たくなるそんな一冊です!!

  • ひとりひとりがユーモアたっぷりで魅力的。現実ばなれしているけれど、奇跡とはきっとこういうこと。幸運が重ならない限り起こらない。でもこの幸運を呼ぶのはみんなの気持ちがひとつにならないとむりだ。
    清瀬が走っているラストのシーンは泣きそうだった。彼は自分にも他人にも残酷すぎる。だからこそ、うつくしいんだろうなと思った。
    灼きつくされてもかまわない。ほら、彼方が見える。きらめくなにかまで、あともう少し。のところが一番好き。

  • 走ることを楽しいとか気持ちいいとか思ったこと、人生で一度もないのですが、それでも走ってみたいなぁと思ってしまった。

  • 第1回ブクログ大賞文庫本部門大賞(2010年)受賞。10人で目指す箱根駅伝が舞台の三浦しをんの小説。

    数人だけが素人で、それをみんなでフォローしながら大会を目指していく、っていうのは、青春小説や漫画にありがちなストーリーなんですが、この小説はほぼ全員が素人でスタート。半端ないストーリーでした。ひとりひとりのキャラも分かりやすくて初っ端から一気に引き込まれました。

    走りながら描かれていく人間模様が心に響きます。自分はキングさんに似てるなあ。傷つくのが怖くて人と親しくなりきれない。表面上は人当たり良く付き合ってしまう。こんなだからチーム、とか仲間で一丸となることを求めていた。9年間続けた野球しかり。仕事を始めてからも気が付くとチーム意識が非常に高くなる・・・。キングさんもこうした仲間の存在に助けられているんでしょうね。

    実際にマラソンを趣味としている自分としては、登場人物たちが初めて走った時に出たタイムなど現実離れした速いタイムであることに気づいてしまいまして。その後の急成長も含め、実際にはあり得ないんですが、まあ、そこはフィクションとして楽しませてもらいました。

  •  面白かった。
     箱根駅伝の話だというのは知ってたんだけど、陸上部が目指す話だと思ってた。まさか素人が目指すとは! それがあり得る話なのかあくまでもフィクションなのかは置いておき、とても面白かった。正月の箱根駅伝は結構気にして見てはいるんだけれど、今年は予選会からしっかり見たくなった。
     箱根本戦で出てくる他大学名にここのことかな、あそこのことかなと当てはめるのがちょっと楽しい。

  • なんだかわからないけど感じていることや思っていることを、「言葉で表せない」で片付けずに頑張ってしっかり自分の言葉で整理してみることは大事な事だと思います。
    ほれぼれ見惚れるほど、走る姿が美しい選手ってたしかにいますね。1年生のときの早稲田の大迫に、私は走の姿を重ねていました。
    話としては確かに夢のようにちがいない。でもこんな指導者に出会って、こんなふうに走るのは、ランナーの夢でもあるね。いい夢です。
    うちの近くでは箱根ではなく全日本駅伝を秋にやるので、いつも中継点にみにいきますが、疾走感はリアルでみるとすごいんですよね。また、今年も見に行くのが楽しみです!

  • 私にとっての青春。これを読んで箱根駅伝にはまった人も多いはず。うちの母親はまさにそのパターンです(私も含めて)。この作品に出逢ってから、三浦しをんさんのファンになり、この人の作品に出逢うと何も言わず購入してます。

  • 箱根駅伝

    私、駅伝やマラソンをテレビで観たりする事もなく全く興味がなかった。
    だから、この本も始めは読む気がなかった。

    三浦しをんさんは 好きで 他にも何冊か読んでるのだけど駅伝・・・? ん~、話的に苦手かなぁ・・・と思ってた。

    ところが、オススメの本として紹介されているのを見てそんなにいいのなら・・・と思い図書館で予約。
    ゆったりした休日を過ごすことができていたので、早速読み始めた。
    1日で読破。 めちゃくちゃ面白かった・・・

    なんじゃこれ。 駅伝・・・凄っ

    三浦しをんさんの 登場人物は いつも愛おしい。
    どの人も。それぞれにキャラが立ってるのに それぞれ素敵で。

    読み終わってお別れしちゃうのが寂しい
    いつまでも 走り続けていたい 走 のように いつまでも物語の中にいたかった 私。

    今までも何度か偏見をなくして、苦手なジャンルにも手をださなくては世界は広がらない。ということを学んできたはずなのに。
    駅伝というハードルに 立ち向かう気持ちがなかったが為にこんなに素敵な本を 読まずに人生を終えるところだった。

    この表紙も素敵でね。
    最初は、素敵では ないんだけど^^
    読んでいくうちに 素敵なのっ

    映像化しても よかろうなぁと思ってたら もうとっくにされてたよ。
    そりゃそうだよな・・・

    でも、映画では時間が足りない気がする。それぞれの人物達の描写をしていくには きっと物足りないと思うなぁ。
    観てないけど。映画も素敵?

    これ、ほんとに誰かにススメたい。

    とりあえず手近にいる長男にすすめる。

    「おれ、こういうの嫌い~」

    読みもせずに、決めつけるな~~!!

    皆様も是非!!
    オススメ!

  • 三浦しをん:作 山口晃:絵 新潮社 初版

    『…カケル、走るの好きか?』(某サッカーマンガ「トシ、サッカー好きか?」を思い出す。この漫画も先輩と後輩の話だったなぁ‥)

    「これは面白い…かも」と、心の隅が感じた時
    フイに読むのを止めたくなるときがある。
    もったいなくて続きが読めない。
    この興奮と喜びと期待を 出来るだけ長く、 私の中に閉じ込めて
    出来るだけ長く、この幸福感に浸っていたくなる。
    でも
    それに気づいたと同時に、この作品を読み終えたときの淋しさと虚無感のことを考えると
    どうしようもなくなる。

    この作品は、私を、久しぶりにこんな気持ちにさせてくれました。

    私にとっては、厚い本に 短い! と思わせる、内容の濃さ。
    読み手を飽きさせないリズムとユーモアに感動するばかり。

    箱根駅伝を目指す、10人の軌跡。奇跡。
    物語は、清瀬灰二と蔵原走が出会ったことからはじまる。
    竹青荘の住人、陸上に無縁な仲間たちと目指す「箱根駅伝」

    登場人物それぞれが生き生きしていて、良いです。
    実写の映画に向いているストーリーだし、キャラクターだなぁと思いました。
    個人的には、キングと似たところがあるので彼を応援してました。
    でも、ハイジとカケルの友情(?)には勝るものなし。
    気持ちのいい読後感です。

    母の影響で、ここ数年箱根駅伝をみているので、舞台裏を見れたなぁというのもあって、役に立った作品。
    確かに、注目選手か、首位争いの場面しかTVに映らないよなぁ‥。
    デジタル放送になれば全大学の走りをみれるようになるのだろうか??

    それと、山口晃氏のカバーのデザインも最高です。
    なんども本を閉じてカバーを見返しました。

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著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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