風が強く吹いている

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 5593
レビュー : 1330
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104541041

感想・レビュー・書評

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  • 一気に読めた。

  • 走りたくなる〜。
    王子が最初の記録30分以上かかってたのになんでこれだけ記録短縮できたのかもっと書いて欲しかったな。

  • 三浦しをんの人物描写力でぐいぐい引きつけられた一作。「舟を編む」と同様、あまり興味のなかった辞書の世界や箱根駅伝の世界を、一気に興味深いものに変えてくれた。

  • 三浦しをん『風が強く吹いている』読了。箱根駅伝を目指す青竹荘の住人たち。「走る」ということの爽快さ、楽しさ、辛さ、苦しさをここまで文字だけで伝えられるなんて!箱根駅伝のシーンは読みながら、暑いのに鳥肌が立っていた。ただ襷をつなぐということ、しかしなんという青春。良かった!!

  • 気にはなってたけど、今までじっくり見る事の無かった箱根駅伝、来年は必ず見よう!陸上経験者の少ない寄せ集め弱小チームの10人が箱根駅伝を目指し熱く走り抜ける。甲子園にも通じるものがある、年取ってくるとこれに弱いんだよねー。感動しました。

    • マサトさん
      こんにちは。ホントに、歳とってくると涙腺が弱くなるみたいで、自分も「風が~」を読んで大号泣してしまいました。
      こんにちは。ホントに、歳とってくると涙腺が弱くなるみたいで、自分も「風が~」を読んで大号泣してしまいました。
      2013/10/02
    • Kazumiさん
      しんごさん>
      コメントありがとうございます。
      読み終わっても、まだしばらく浸ってたい
      気持ちになりました。
      しんごさん>
      コメントありがとうございます。
      読み終わっても、まだしばらく浸ってたい
      気持ちになりました。
      2013/10/03
  • 面白かったー!!
    アオタケ(陸上部の寮の名前)覗きたいです。
    商店街の住人になりたい。(=応援したい!)

    素人7人、過去経験者1人、今もトレーニングしている人2人で箱根駅伝を目指すというストーリーです。

    箱根・・・すごい・・・
    ドラマがあるよ箱根!!

    私にとっては、お正月気が向いたら見る、とかハイライトは一応見る・・・位のものだったんですが、すごいわ!箱根!!

    (自分に置き換えて高校のN杯を思うと、「あぁ、ドラマ、あったなぁ・・・」と懐かしく思いました。あれも全国からそれぞれの部門の代表が集まるわけで。
     でも、「団体競技」ではないからちょっと羨ましくもあったかな・・・紙一重だけど。)

    最後は勿論感動的で泣けるんですが、それまでの過程も感極まって泣けます。

    静かな場面でもぞくぞくする。


    なにより登場人物がいい!
    それぞれに何か抱えているのが自然で、
    感情の流れに無理なくついていけます。
    王子とか、かっこいいのに、2次元にしか興味ないオタクで、全てを犠牲にして漫画だけを追及する人なんですよ。
    テンション保つために、スポ根漫画読むような人ですよ。
    初めは「走る」ことができなかったというのに、気付けば箱根・・・いや、気付けば、なんて生易しいものじゃなく訓練の結果ではあるけれど。

    完走したからって満足できるわけじゃないのね。
    逆に人より遅いからって負けたわけでもないんだって。
    完全に「自分との戦い」なんだって。

    まほろ~の時ほどではないけれど、あれ的な読みやすさです。

    • マサトさん
      こんにちは。レビューを読んで思わずコメントしました。「風が強く吹いている」良いですよね。
      自分も大号泣しました。ラストだけじゃなく、箱根のレ...
      こんにちは。レビューを読んで思わずコメントしました。「風が強く吹いている」良いですよね。
      自分も大号泣しました。ラストだけじゃなく、箱根のレースが始まってから、ページをめくるたびに涙が・・・。

      また学生時代に戻れるならアオタケに住みたいなぁ。

      2013/09/22
  • 「ランナーズ・ハイ」は経験ありますが、トップランナーの世界では「ゾーンに入る」っていうさらに高いトランス状態があることを知りました。

  • 「走るようにページがめくりめく☆」

    風が強く吹いている 三浦 しをん (2006/9/21)

    著者は00年、書き下ろし長編小説「格闘する者に○」でデビュー。06年「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞受賞等多数の人気作を手掛ける。

    寛政大学の近所に古くから存在している
    学生寮「竹青荘」部屋数は9室。住人は最大10人。
    今年は蔵原走が入寮することになり、満寮となる。

    誰もが夢にも思っていない
    「箱根駅伝」出場。
    突然、寮のリーダー的存在である藤原走は住人へと
    上記の提案を行う。

    陸上初心者をたくさん抱える「竹青荘」
    果たして彼らはゴールできるのか?
    そもそもスタートは・・・。

    はっきり言って、お正月恒例の
    「箱根駅伝」にはさほど興味は持っていなかった。

    しかし、今は違う!!
    駅伝こそ人間ドラマの縮図☆
    興味深し!!

    初心者が駅伝。しかも「箱根駅伝優勝」という
    夢に向かって走り出す。

    どう考えても無理な滑り出し。
    かつ、陸上の難しさを知っているものだと
    その難しさはよりわかる。

    しかし、本書はおいお~い!それはないで!!
    とツッコミを入れながら読むというものではなく
    全てを受け入れつつ同じ目線で素直に応援を
    しながら読むことが出来た。

    それも多大な時間を費やした研究や勉強
    インタビューからなるものであると思う。

    人間の成長を描かれた物語は読む方に
    元気を与えてくれる。

    確かに本書のページをめくるたびに
    風が強く吹いていることを実感した☆

  • 駅伝もの、というジャンルは初めて読みましたが、非常に爽快で面白かったです。
    登場人物がそこそこ多いのですが、皆個性的で読み進めているうちに自然に覚えられました。
    ラストまでの数十ページは、駆け抜けていくように一気に読んでしまいました。
    箱根駅伝に興味が湧いてきた、そんな物語でした。

  • 2010年12月

  • 才能があり、走ることを愛していながらも走ることから見放されていたハイジと走。この2人がド素人のメンバーと10人だけで無謀にも箱根駅伝に挑むというストーリー。
    ド素人同然のメンバーで箱根駅伝を目指すというストーリーには若干無理を感じたけど、箱根駅伝自体をしっかり取材したうえで描かれていて、レースの場面は寛政大学のそれぞれのメンバーの思い、必死さが伝わってきて感動しながら一気に読了しました。

  • これとか、DIVE!とか、学生男子の青春モノには無条件によわいです。

  • 走ることが、こんなにもうつくしく、潔いものだったなんて。走らずにはいられない人たちが、確かにいるんだ。わたしにはきっと、永遠に感じることのできない世界。その世界を、走になって、ハイジになって、竹青荘のメンバーになって、この物語はほんの少しだけ、覗かせてくれる。

  • 珍しく何度も読み直した!面白い。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:913.6||M
    資料ID:50600624

  • 読んで後悔はしないと思う作品です。

    思わず走りたくなる!!

  • すごい本に出会ってしまいました。しあわせ
    分厚いページの半分は走っている描写です(^^)
    箱根駅伝の部分は10人と一緒に走っていた気がします。呼吸や汗、手足の動きが、シンクロされてきました。(陸上経験皆無ですが
    なにかにうちこむってすごいことですね。

  • この季節になると読み返したくなる。
    何度読んでも何度読んでも変わらずに迫りくる走ることの美しさ。私には程遠く縁遠いもの。
    魅力的なキャラクターたち、彼らがふり返って「楽しかった」という1年間の共有。
    その時間はあまりにもキラキラしていて、仲間に加わりたくなる。

    もうすぐ箱根がやってくる。

  • 最近ハマっている三浦しをんの作品。600ページにおよぶ長編である。いまどきの大学生たちが1人の少年を中心にまとまり、苦難を乗り越えながらも、ある大きな目標を達成する、といういかにもありふれた設定である。そんなことに100ページもしないうちに「なーんだ」と気づくのと同時に「これであと500ページ以上書くのかオイ」と突っ込んでしまう。しかし、それでも不思議とページをめくる手が止まらず、時間を忘れて読みふけってしまうのがこの本の不思議であり、魅力である。三浦しをんの本は数冊しか読んだことがないが、登場人物のキャラ設定が本当に絶妙であると思う。物語を読み進めるうちに自分の中でその人物が完全に出来上がるし、思わず感情移入してしまう。架空の設定なのに全く疑う気持ちが芽生えない。そしてこの小説を素晴らしいものにするのが、綿密な取材による物語のリアルさである。練習方法に加え、個人のタイム、走り方、レース中の景色の描写も含め、すべてが色鮮やかに頭の中でイメージ出来る。さすがだ。またレース中に登場人物の回想シーンがなかなか良いのだ。黒人留学生ムサの「いまこの瞬間、私はなんと自由で平等な場所にいるんだろう。〜トップを走る選手も確かに、同じ時間と空間を分け合っている」という言葉は何十キロという距離を一番早く走り抜いたものが勝つ。という審判もいない、道具もないただ生身の人間が走るという孤独なスポーツの奥深さを想い出させてくれた。また双子の兄であるジョータの「走らなければ知ることはなかった。まだまだ一緒に同じものを見ていられた。だけどもう、ここまでだな」という一言は幼い頃から今までライバルとして又、よき友として歩んで来た弟であるジョージが新たな道を見つけたことを誇らしく思う気持ちと、違う方向へと歩み出すことへの寂しさの間に揺れる兄の気持ちを絶妙に表現している。これは三浦しをんの真骨頂のように思う。あとがきでも触れているが「私自身、報われなかったのはがんばらなかったからだという考え方に納得がいかないからです。才能や実力のない人が到底たどりつけない目標を与えて、頑張らせるのは人間を不幸にすると思う。できる、できないという基準ではない価値を築けるかどうかを、小説を通じて、考えてみたかった。報われないからと言って、絶望する必要はないんじゃないか、と」三浦しをんはこの小説の書いた背景をこのように語っている。左右の足を交互に前に出す。腕を振る。その「走る」という単純な動作をここまで人を巻き込み、追求し、表現し、かつ人に感動を与えることの出来る小説家は素晴らしいと心底思った。

  • 青春!めっちゃ走りたくなった。走らないけど...。何かを頑張りたくなる。

  • 箱根駅伝が迫ったこの時期に読めてよかった!
    走の疾走感が文章からビシビシ伝わってきた。よかったわー。

    しかしスポーツものは熱いモノが込み上げてき過ぎて困る…。

  • しをん作品3作目。

    非現実な設定かもだが、しをん先生にかかるとこうも劇的な作品に!
    「陸上における強さ」を求め「自分の心に勝つ」為にアオタケの10人がどう向き合っていくか。
    「まほろ駅前多田便利軒」でも語られる「暴力の牙」に負けないようどうやって自分を引き止めておけるか。

    青春モノらしく、強く背中を押してくれるコトバに何度も出会えたし、襷が渡って行くたびに自分も一緒に走り切ったかのような爽快感と達成感に満たされた。同時に鳥肌も覚えた。ゴールシーンの感動と言ったら。。。

    読んでよかったと思うし、色々な人にも薦めたい。


    PS:
    映画化された走の「美しい走り」を観ました。
    キャストみんながかなりの走り込みを行ったせいか、あの強い走りが具現化されているようでとても印象に残りました。
    ただ、これだけの長編を映画化すると全体的な印象は薄まりますね。。

  • 泣けるくらいの青春がある。それぞれの選手全員に共感できるし、走の純粋さや清瀬の想いも感動的。ストーリーに入り込みすぎて時間を忘れたのいつぶりだろう?ってくらい。映画も観てみたい。

  • 最高にアツくなれて、笑いもあり良かった。電車の中で、何度もアツくなり涙しそうになった。

  • ハイジ、結婚してくれ。

  • 箱根駅伝は大好きなんだけど、普段青春スポ根系は読まないワタシ。どうかな、と思いつつも面白いということで手に取った。
    そんな感じなんで、読むまでにやや時間がかかったけど読みだしたらスラスラと読み進めることができた。
    箱根駅伝までの1年。わっ、と何か大きなことが起こるわけではないんで淡々と進む感じだけど、読みだしたら最後まで見守ってあげなきゃと思う、そんなストーリーだった。
    ワタシもやり直せるなら、思いっきり青春したい!!
    こういう話は、ただただ単純に、我が人生に少し後悔しつつも元気をもらいます。

  • とても爽やかに読み終えました。
    (途中 ほろろっとくる箇所も・・・・)
    走ることとは全く縁のない人生ですが
    駅伝ってこんなにいろいろな計算やかけひきやルールの上で成り立っているんだとオドロキでした。
    個性ある登場人物
    それぞれのクセがおもしろいです。
    そして,みんな少しだけ憂いのようなものを抱えているんだけど
    このレースにでる事で自分なりに決着をつけてしまえる爽やかな若さがうらやましぃ~
    うはははっr(^▽^;

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「個性ある登場人物」
      三浦しをんって、キャラ作りが上手いよね(先日「まほろ駅前多田便利軒」を読み終えたところ)、前からお薦めされていたので、...
      「個性ある登場人物」
      三浦しをんって、キャラ作りが上手いよね(先日「まほろ駅前多田便利軒」を読み終えたところ)、前からお薦めされていたので、近々読む予定なのですが、とっても愉しみです!
      ところで、、、、「うはははっr(^▽^; 」この笑いは何なんでしょうか?
      2012/11/30
    • マヨたま♪さん
      @ nyancomaruさん
      ワタシは最初にまほろばを読んだんですよ。(^^)

      >「うはははっr(^▽^; 」この笑いは何なんでしょうか?...
      @ nyancomaruさん
      ワタシは最初にまほろばを読んだんですよ。(^^)

      >「うはははっr(^▽^; 」この笑いは何なんでしょうか?
      爽やかな若さがとても懐かしい年頃ってコトです。σ(^^;)
      2012/11/30
  • すっごくよかったー!!
    個性豊かな10人の竹青荘の住人が箱根駅伝を目指すストーリー。
    男同士のこういう友情とか信頼とかひたむきな姿とか、定番だけど、やっぱりすごくいいなー。
    終盤はみんながケガしませんように…とか、王子の涙にもらい泣きしたりと読みながら感情移入しすぎてしまった。
    ハイジ素敵過ぎるぞ。
    自分の中で今年1位だ。手元に置いときたい1冊です!

  • 早く来年のお正月が来ないかなと思う。箱根駅伝がすごく観たくなった。灰二と走の関係がうらやましい。

  • これはいわゆる「チーム男子萌え」ですな!
    個性的な面々、誰か一人が欠けてもダメなチーム。
    努力、友情、反発に仲直り…

    しかも、素人同然のメンバーで、たった一年で
    箱根駅伝を目指すという無茶な目標設定。

    でもそういう紋切り型に収まりきれない
    不思議なリアリティがあるんですよね〜
    一晩で一気に読んでしまいました。面白かった。

    私自身が走るの苦手なので、
    箱根駅伝なんてあんな苦しそうな競技
    とても見ていられないのですが、
    来年は見てしまうかもしれません。

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著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

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