- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104541041
感想・レビュー・書評
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ほぼ素人大学生の寄せ集めが
ギリギリ10人で箱根駅伝を目指す
王道青春ストーリー!!
臨場感あふれる描写に、
読んでいてドキドキが止まりませんでした。
10人の
自分と仲間を信じて走る気持ちに涙。
「箱根駅伝」のルールやコースがよく分かったので、
来年はしっかりテレビで見ようと思います!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
愛知大学OPAC https://libopac.aichi-u.ac.jp/iwjs0012opc/BB00727602
学生のおすすめポイント
普段、学校の行事等で多くの人間から嫌われている長距離走というものの美しさ、楽しさを1冊にすべて凝縮されているといても過言ではない作品。
この作品を読んでランニングを始めたという者も少なくなく、間違いなく陸上競技を題材とした作品の中でも代表作ということができるだろう。
ただ、スポーツ小説として読むだけでなく、この10人の部員それぞれが抱える問題が、読み手の共感を得られるような現実味のあるものがほとんどであり、そこから生まれた緻密な人間関係もうまく表現されているため、ヒューマンドラマとして楽しめるようになっている。
スポーツの経験がある者はもちろん、ないものにも人間の運動の基本である「走り」のすばらしさを感じてもらえる点で、非常におすすめできる。 -
10人で襷をつなぐ走り 良かったです
一緒に走ってるかのような颯爽感 箱根には 一人一人にドラマがある
箱根駅伝見たくなりました -
友人に薦められて読みました。
箱根駅伝の時期に読めばよかったなと思うほど、箱根駅伝が見たくなりました。
いつの時代のお話かはっきりわかりませんでしたが、少しの昭和感もあり、でも今の時代でも箱根を目指す学生の思いや生活はそれほど変わらないのではないかなと思いました。
何かに打ち込めるって本当に素敵です。 -
現実に即したストーリーと緻密すぎず、シンプルに伝えてくる表現。不朽の名作
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三浦しをんさんの作品は大好きなのですが、どうも私自身が、走ることの喜びがわからないほど運動神経が鈍いので、あまり共感が持てず…。
箱根駅伝、みてみようかな?
少し走ってみるかな?
とはちょっとは思いました。 -
どんどんページをめくりたくなる一冊。
物事に向き合うために必要な「強さ」とは。
弱さを認められた瞬間から現れるのかなぁ。
それぞれのストーリーが面白かった!
舞台裏の物語を肌で感じることが出来ました。 -
2012年4月28日
私は運動がまるで駄目で、
マラソン大会にわざわざお金はらってまで走りたい人の気持ちっていうのは
まったく理解できないタイプなのだけど、
走る人が走る理由って、こーゆーことなのかー、、、と思った。 -
竹青荘の10人が丁寧に描かれており、小説の世界にドップリと入った。
恐れや怒りなどの自分の感情を、冷静に分析する強さを身につける走に感動 -
胸があったかくなる読後感だった。
アオタケの住民一人一人が人間臭くて
感情移入してしまった。
駅伝はいつもボーッと見ていたが
また違った見方ができるような気がしました。