きみはポラリス

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 479
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104541058

感想・レビュー・書評

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  • 2016/5/21

    人を想うということ。
    色々な形の「想い」の短編集。
    バラエティに富んでいて、しをんさんは凄いなぁと思った。
    「裏切らないこと」が衝撃的で、「私たちがしたこと」で考えさせられた。
    なんだかお腹いっぱい。

  • 「ポラリス」って聞いたことあると思ってたら、「北極星」のことなんだって。
    「きみは北極星」ということか、なるほど、初めからそう思って読んだ方がしっくり来たかも・・・
    短編が11話もあるので2話くらい面白くないのが入ってたけど、それ以外は面白かった!

  • 短編集とはいえ、一貫して三浦しをんの恋愛観が感じられて興味深かった。(三浦しをんさんの作品は2、3作しか読んだことがないので)
    好きなのは、私たちがしたこと、かな。
    星3の理由は、「うーん、これは…行き過ぎ(妄想しすぎ?)」と感じられる物語があったから。良くも悪くも創作という印象。

  • 2016.3.30 読了

    完全なる 短編集でした。
    リンクすることもなく。

    独特の世界観だなぁ。
    嫌いじゃないです。

  • すごく期待してたのに、なんか違うー。

  • 短編集

    「私たちがしたこと」
    言葉で明確に定義できるものでも、形としてこれがそうだと示せるものでもないのに、ひとは生まれながらにして恋を恋 だとしっている。

    「優雅な生活」ただ生きてるだけで、その結果快適とは程遠い事態に陥ったとしても、べつに恐れたり逃れようとしたりしなくてもいい。いくら恐れても遠ざけられず、逃れたくても追いつかれてしまうものなのだから、排除して快適さを追求しすぎるのは傲慢だ。

    本文中より

  • 色々な愛の形がありますね。だから人間は面白い。

  • *初恋、禁忌、純愛、結婚、信仰、偏愛、同性愛…最強の、ただならぬ恋愛小説短編集*
    短編なのでとても読みやすいが、深く心に染み入るお話ばかり。永遠に投函されることのない手紙を心につづる青年。自分の為に暴漢を殺して埋め「なかったこと」にして去った恋人。恩師の骨片を心の拠り所にする女。飼い主に全幅の愛と信頼を寄せる犬。あたたかく、切なく、ユーモアに富んだ、素敵にただならぬ恋愛集。

  • 題名からつい、歌が思い浮かぶ。あと、潜水艦。中身は、違うが。何だか青春。いいでーす。青っぽさが実にいい。この感触忘れちゃいけない。でも、拾い読みした。最初の「永遠に完結しない二通の手紙」が良かった、

  • 「冬の一等星」が一番すき。

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著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

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