警官の血 上巻

著者 :
  • 新潮社
3.78
  • (89)
  • (159)
  • (153)
  • (11)
  • (2)
本棚登録 : 741
レビュー : 129
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104555055

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 警察官からみた戦後史といった趣きで、ある意味面白く懐かしく感じながら一気に読んだ。

  • 第二部民雄になると、するすると一気呵成に物語が展開。今後が、期待できる。

  • 2007年このミス1位だったので読んでみた作品。祖父の死の真相を子があばく。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file5/naiyou4203.html

  • 初佐々木譲さんの警察小説。タイトルからして、世代にまたがる警官の物語と思っていたが世代交代が早い。昭和の戦争直後の警官不足に伴う募集に応募する清二。警察練習所での同期と交流の後、生活に絡む駐在所に勤務する。担当で無い二つの事件を追ううち謎の転落死で自殺と処理され第一部終了。第二部は清二の長男民雄の優秀な成績に、公安警察が目をつけ大学内に学生として、過激派内に潜伏捜査官と送り込まれ、よい成績を収めるが過度のストレスで精神を蝕まれる。民雄の目的は、父と同じ駐在所に勤務。そして謎の転落死をした父の死の真相の追究

  • 戦後間もない時代に警官になった父、戦後の混乱と共に正義感溢れ真面目な駐在。その父が死に、その息子も警察へ。時代は学生運動盛んな頃、潜入捜査により精神は壊れていく。父の死の真相を追うのだが、ミステリー的な盛り上がりってより、その時ごとの犯罪の質や時代背景が細かく、警察官として生きた男の人生を覗いてる感じ。下巻はその息子の話へ。

  • 祖父・父・息子、3代にわたる警官の物語。
    それぞれの生きた時代に必要とされた警察とは。
    父親と息子の関係は決して良くはなかったけれど、
    いつか想いは通じるものか。
    詳しい感想は下巻で。

  • 警察小説の長編。戦後の様子を警察目線から描写。清二の死後、息子が遺志を継ぎ、さらに警察になる。公安として活躍後、父と同じ駐在所勤務に。下巻で清二の事件と清二の同期警察とのかかわりをどう決着?

  • テレビで見たような気がしてきました。

    仲村トオルさんだったような…

    犯人はあの2人の内のどちらかだったような…

  • 戦争中、戦後すぐ、「ふつうの」人たちがどう生きていくか
    悩み考え、助け合って生きていく下町の様子が
    とても新鮮でした。
    主人公、一代目(といっていいのか?)安城巡査と
    その妻との会話が良かったなあ。
    上巻ではまだまだいろいろなことが謎のままです。

  • 佐々木譲、警察小説モノの集大成、ってカンジでしょうか。

    つうか、文庫版も図書館で予約しているなんて(殆ど本は図書館で借りる)
    どれだけ佐々木譲の警察小説が好きなんだ、ってカンジですよね(笑)好きなんですが。



    2010-5-6読了

  • 祖父、父そして子の三世代に引き継がれる謎に立ち向かう話。個人的には「清二」のシンプルででも堅実な性格がなければ、民雄そして和也には引き継がれなかった話だなぁとしみじみ思った。
    さすがに一気に読み上げるには、すこしばかり暗さを感じる小説なので、ゆっくりと読んでみました。
    全然関係ないが、3代ものの物語というと、話の内容は全く違うながら「赤朽葉家の伝説」を思い出す。

  • 面白いと思うけれども、犯人の心情、殺意とかが描かれてなさすぎると思う。
    犯人がどう戦後を生き抜いてきたか知りたくないか、と。
    戦地の経験だけで、あんな犯罪を犯し、生き抜いていけるものなのか。
    次第に犯人がわかっていく過程で、「何故」という部分がすごく謎だったし、何が戦後の人々の人生を分けていったのか、もう少し他方の血について描いて欲しかった。
    勿論、戦争は圧倒的に無慈悲で救いのない体験かもしれない。
    でも、それでスルーされるとあまりに希望が無さすぎやしないか。

  • テレビドラマで2夜連続放送だったのを初日しか見てなく終わりがわからなかったので気になって読みました。警察に勤める親子三代に亘り続いたミステリー小説。後半が楽しみ。

  • 民雄かわいそう。

  • 評判になっていたので読んでみる。おもしろかった。

  • 江口洋介・吉岡秀隆・伊藤英明・椎名桔平出演のスペシャルドラマの原作。

    まだ上巻しか読み終わってないけど、
    上下巻の長いストーリーなのに、うまく映像化されていて驚いた。

  • ドラマ見逃した。
    もう一回読まないと伏線とかわからんかもなぁ。

  • (200812)

  • おもしろかった・・・。
    結末はそんなにすっきりしないんだけど、
    途中の展開とか、
    警官をひとりの人間として描いているところとか、
    硬派でよかった。

  • 感想は下巻に。
    2008.5.22

  • 読まなきゃ

  • 未読

  • (2008年4月13日読了)

  • 未読。

  • 正に警官3代の大河ドラマ。

  • <span style="color:rgb(255,102,51);">【昭和二十三年、上野署の巡査となった安城清二。管内で発生した男娼殺害事件と国鉄職員殺害事件に疑念を抱いた清二は、跨線橋から不審な転落死を遂げた。父と同じ道を志した息子民雄も、凶弾に倒れ殉職。父と祖父をめぐる謎は、本庁遊軍刑事となった三代目和也にゆだねられる……。戦後闇市から現代まで、人々の息づかいと時代のうねりを甦らせて描く警察小説の傑作。】</span><BR><BR>

  • H20.01

  • ミステリー嫌いなのですが、大賞とかを受けている作品だと聞いたので手に取る。祖父、父、孫と家族三代で警視庁勤務という家系のそれぞれの物語。その長い年月の中に時効を超えて根付く1本の事件の真相。世代間の隔たりが、うまく物語を3つに分けてくれて飽きずに読めた気がします。【続】

  • 祖父-父-子と三代続く警官の物語。上巻は起承転結の「起」で終わっているような気がします。冗長と言ってもいいくらい長いんじゃないかなぁ。

著者プロフィール

一九五〇年三月、北海道生まれ。七九年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。九〇年『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。二〇〇二年『武揚伝』で新田次郎文学賞を、一〇年『廃墟に乞う』で直木賞を受賞する。他に『ベルリン飛行指令』『疾駆する夢』『昭南島に蘭ありや』『警官の血』『代官山コールドケース』『獅子の城塞』『犬の掟』など著書多数。

「2017年 『武揚伝 決定版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

警官の血 上巻のその他の作品

警官の血(上) Kindle版 警官の血(上) 佐々木譲

佐々木譲の作品

ツイートする