私という病

著者 :
  • 新潮社
3.53
  • (32)
  • (48)
  • (73)
  • (14)
  • (4)
本棚登録 : 323
感想 : 60
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784104567041

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 女として生きる事に少しでも疑問を感じたら読むべし。
    うさぎ女王ーー!

  • 前半の著者のデリヘル嬢体験は軽めの文体だが、後半になってぐっと重くなる。ブランドを買い漁るのも、美容整形もホストにはまるのも自己確認なのだという結論。ああ、分かる。

  • 幾つになっても異性の目が気になり、若さや美しさが人の絶対的価値だと信じていなければ、こんな行動はできない。単純なデリヘル体験記ではないことは確か。

  • ホストさんとの話は本当に切ない…。女としての価値観をこういう形で試したいという気持ちは女性なら分かるのではないでしょうか?

  • 悲しい悲しい話でした。

  • 06/08/01読了
    発生する自分を主軸にした優劣と、それに対する嫌悪と。
    うまくは言えないのが自分でも歯がゆいけども、自分の考えている事に結構かぶったりして考えさせられた。

  • この人興味深いです。<BR>
    私は自分と全く違うタイプの人の、考え方とか生き方とかに興味があるのですが、うさぎさんは自分で自分の行動を冷静に分析できる人なのだなあ、と感心しました。<BR>女性なら誰でも共感できるところが少しはあると思います。<BR>
    過去にも何冊か読んだことがあるのですが、ただおもしろおかしく読んでしまった。<BR>
    「女という病」をこの本の前によんだけれど、順番逆がよかったかも。<BR>
    もっと他の本も読んでみたいな。

  • 整形をして、デリヘルまで経験した中村うさぎ。そのデリヘル体験を中心に書かれたエッセイ。まえがきにもあったが「面白おかしく書かれたデリヘル体験記」かと思っていたが、性的自己確認に対する彼女の苦悩が感じられた。

  • 中村うさぎは、ライトノベルの作者としてはあまり知らないのですが、週刊文春での連載コラムがとても好きです。異論も反論もあるだろうけれど、彼女の生き方が好き。中村うさぎの昨今の著作を読んでいると、彼女の心の傷は、誰もが持っているものであるとそう思えて仕方がありません。記号化された傷を綴る中村うさぎ、私は彼女が好きです。傷を隠さないで生きることの出来る彼女に、賞賛の拍手を送りたい。

全60件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1958年2月27日生まれ。
エッセイスト。福岡県出身。
同志社大学 文学部英文学科卒業。
1991年ライトノベルでデビュー。
以後、エッセイストとして、買い物依存症やホストクラブ通い、美容整形、デリヘル勤務などの体験を書く。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村うさぎの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×