- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784104567041
感想・レビュー・書評
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女として生きる事に少しでも疑問を感じたら読むべし。
うさぎ女王ーー!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前半の著者のデリヘル嬢体験は軽めの文体だが、後半になってぐっと重くなる。ブランドを買い漁るのも、美容整形もホストにはまるのも自己確認なのだという結論。ああ、分かる。
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幾つになっても異性の目が気になり、若さや美しさが人の絶対的価値だと信じていなければ、こんな行動はできない。単純なデリヘル体験記ではないことは確か。
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ホストさんとの話は本当に切ない…。女としての価値観をこういう形で試したいという気持ちは女性なら分かるのではないでしょうか?
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悲しい悲しい話でした。
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06/08/01読了
発生する自分を主軸にした優劣と、それに対する嫌悪と。
うまくは言えないのが自分でも歯がゆいけども、自分の考えている事に結構かぶったりして考えさせられた。
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この人興味深いです。<BR>
私は自分と全く違うタイプの人の、考え方とか生き方とかに興味があるのですが、うさぎさんは自分で自分の行動を冷静に分析できる人なのだなあ、と感心しました。<BR>女性なら誰でも共感できるところが少しはあると思います。<BR>
過去にも何冊か読んだことがあるのですが、ただおもしろおかしく読んでしまった。<BR>
「女という病」をこの本の前によんだけれど、順番逆がよかったかも。<BR>
もっと他の本も読んでみたいな。 -
整形をして、デリヘルまで経験した中村うさぎ。そのデリヘル体験を中心に書かれたエッセイ。まえがきにもあったが「面白おかしく書かれたデリヘル体験記」かと思っていたが、性的自己確認に対する彼女の苦悩が感じられた。
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中村うさぎは、ライトノベルの作者としてはあまり知らないのですが、週刊文春での連載コラムがとても好きです。異論も反論もあるだろうけれど、彼女の生き方が好き。中村うさぎの昨今の著作を読んでいると、彼女の心の傷は、誰もが持っているものであるとそう思えて仕方がありません。記号化された傷を綴る中村うさぎ、私は彼女が好きです。傷を隠さないで生きることの出来る彼女に、賞賛の拍手を送りたい。